舞台「帰れない男」を観てきたんだな
M&Oplaysプロデュース『帰れない男』
を観てまいりました。
知らない事ばかりの舞台です。
先ずはM&Oplaysとはって所から
って事で。
今回の舞台の脚本・演出を手がけてる
倉持裕
さんが所属してる。
この舞台のストーリーはどこか大正か昭和初期を思わせる内容で、何か原作があるのかと思ったらオリジナルだった。
彼自身もこう語っているけれど、ワタクシは内田百閒の作品を読んだ事がないのですが、
どこか安部工房かな?とか谷崎潤一郎かな?とか江戸川乱歩かな?とか乏しい知識と記憶から似ている点を探したけれど、まあ結局は違ったわけで。
まぁ、
昔の文学作品調な台詞回しや舞台美術
なんかが楽しめる舞台だった。
但し、ストーリー自体は不思議?奇怪?
先ずはこの屋敷。
初めてだけじゃなくて数回だけだと迷って出られないほどの大きさを誇り、部屋も数しれずらしい。
主人=山崎一さんは商売で成功した大富豪で、若くて美人の妻=藤間爽子さんを娶るが、年の差ゆえに捨てられるのではと心配で心配でたまらない。しかし、パトロン気質で、今までにも芸術家などを家に招き入れては世話をしてきた。
家に主人夫婦の他に書生=新名基浩さんと女中=佐藤直子さんがいる。
そこに妻を助けた作家=林遣都さんが招き入れられ、その日のうちに帰るつもりが既に数ヶ月滞在。実は彼の妻は友人と浮気をしたと疑い妻を責め立て、相手の友人が自殺と言う過去を持つ。
この相手の友人が自殺ってのがポイントだったりするのかな?
屋敷の主人の妻は妻で、どこか作家に色目を使っているようないないような。
そこに作家の別の友人が作家の帰宅を促すようにと言うか、帰宅させて離婚させようと何度か現れて…。
みたいな感じで、
話は進むは進むんだけれど、
一体何を観させられているのかな?
って気にもなるし、
ああ、知らないけれど芸術家を囲う成金金持ちと若い妻の遊びなのかしら?こう言うのって。そうそう、誰かの小説で読んだような。
って気にもなってくる。
そして、先ほどの時々訪ねてくる友人=柄本時生さんが話す作家の過去=妻との関係と友人の自殺が実はかなり重要なのかな?ってのが観終わった時に思う感想。
いやいや、関係ないです。
って事かもしれないけど。
要はよくわからないのですよ。
まるで、そこで起こった事全てが幻想のような。
って事で、
作家の倉持裕さんに観客は弄ばれたって事なのかな?
うふふふふ。
当日券もあるらしいし、地方も色々行くらしいって事で。↓
・東京公演
会場:本多劇場
上演日程:2024年4月13日〜5月6日
・名古屋公演
会場:Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
上演日程:2024年5月9日
・島根公演
会場:島根県民会館 大ホール
上演日程:2024年5月12日
・富山公演
会場:富山県民会館ホール
上演日程:2024年5月15日
・大阪公演
会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
上演日程:2024年5月18、19日
・仙台公演
会場:電力ホール
上演日程:2024年5月22日
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