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ものごとのどこをみるかで、気持ちなんて一瞬で変わってしまうから  

お子さんのステキだと感じたところを知ってほしくて、その時のエピソードをお母さんに伝えたところ、「そんなことをしたの!ごめんなさい…」と謝られてしまってさぁ…という話を仕事仲間から聞きました。

たしかに、社会常識で考えると「?」なことだったのだけど、こちらはその子のソーシャルスキルトレーニングを受け持っているのだから、そのお母さんには子どものステキなところを共に喜んでほしい、と私もそこにいた仲間たちも思ったのでした。

日本人は、お子さんのカッコええところや、こんなステキなことがありましたよ〜と伝えると、「いえいえ、たいしたことないですよ」とか謙遜したり、「そこは良くても、こっちはねぇ…」的に、何かしら貶めてしまう方の受け答えをされる方が少なくないです。

それはそれで、日本人のよき文化なのでしょう。
が、子どもが褒められたり認められたりしたら、「ありがとうございます」とか「子どもに伝えます」とか言って、しっかり喜んでほしいと常々思うんです。
むしろ、子どものステキなところを伸ばしたかったら、喜んで!です。

そして。
日頃から、子どもの行為を認める、その子の存在を認める、その子のありのままを認める言葉は伝ほしいなぁ、と思います。

そのために、子どもの可愛いところ、好きなところ、ほっこりするところ、笑わせてくれるところ…などなど、あなたの目から愛らしく見える我が子を見つける目を養ってほしいと切に願います。

何歳だから、これくらいできて当然
何年生だったら普通は…
というような、社会的な枠組みにあてはめてみることは、子どもの心を傷つけることはできても、豊かな心を育むことはできないですよ。

その行為を、ステキ💛と思うのか、ダメな子!と評価するのかは、その人の価値観ですから。

また、嫌いなのは言動なのか、その子のそのものが嫌なのか…、という「言動と存在」を分けて考えてみるのも大事です。

明日は、言動と行動を分けるって何?、というお話を書こうと思います。

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