ジェンダーレス男子に対する強烈なルッキズム

……みたいな固い表現は、私はあまり好きではないが端的ではある。


初の(正式な)男子プリキュア

HUGっとプリキュア第42話(だけ)見ました。
プリキュアに関してはこのくらいの予備知識。

同じく今期履修してないアニメなんだけど、ゾンビランドサガに登場するゾンビアイドル、星川リリィも第二次性徴を拒んだ男の子らしく(「星川リリィ 死亡シーン」とかで検索するとわかる)、少なくとも物語としては受け入れられるくらいの時代にはなったんだなぁ、とは思うけど……

こういうのって、本当にいい話なのか?


プリパラもプリキュアも佐賀県も、受け入れられるのは全て『見た目の整った少年』だ。もちろん作品はポリコレだけで作られるわけではないから、それはそれでいいんだけど、自分にとっては追い打ちをかけられる気分だ。


気が付けば末路だった

本題、私の話だ。
物心ついた頃から漠然と「可愛くなりたい」、それなりに自我が育ってからは「おじさんにはなりたくない」とは思って生きてきたが、それらを真剣に考えられるようになるのはいつも手遅れになってからだった。

来月には23歳になる今の自分には、可愛い洋服を着ることも、高く透った声で歌うことも、女子力の高い仕草を身に付けることも、女子と同質なものとして交流することも、せめて中性的に見られることも、何一つ叶わないし、来世に向けた遺言も誰に読まれることもない。

人生攻略wiki
「サンタさんにロリィタをねだるべき」
「年齢が2桁になると遜色ない女装は難しい」
「女子とのパジャマ会は幼稚園児で仕納め」
「ボカロが綺麗に歌えるのは中学まで」

……全ては末路なのだ。


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