トランプ勝利とフェミニズム、そして戦争
今日、トランプが二度目の再選を果たした。
世間の人と同じように、呆気に取られている。
まさかあれだけ
SNSだけでなくメディアや映画でさえ批判されていたこんな人がまた政治に、
しかもアメリカのトップに戻れるわけがない、と思っていた一方で、
この膠着した世界の戦争の状況を変えるには
トランプみたいな人じゃないと動かないんじゃないか、という若干の戦争終結への期待
その二つの感情の中で混乱中。
このスキャンダル(2020年公開)という映画は、実話をベースにした#metoo映画の一つでアカデミー賞にノミネート、実際に保守系メディアFOXで起きたCEOに対するセクハラ告発事件を取り上げている。
ストーリーは2016年のトランプの大統領選の頃から始まる。共和党寄りであるはずのFOXニュースキャスターがトランプを批判したことによって、トランプがTwitterで彼女を猛烈に批判。キャスターはトランプ支持者から壮絶なバッシングを受け、実際に日常では支援者からの嫌がらせにより身の危険が迫っていく様も描かれている。トランプを敵に回したことで、どれだけ日常や仕事に影響が出ていくかがとてもリアル。
#metooに関しては、スキャンダルの3年後に公開されたShe said (2023年日本公開)という映画があるけれども、こちらではハーヴェイワインスタインを追い詰めていった様が描かれており、ご存知の通り、彼は現在刑務所に収監されている。
#metoo運動で多くの業界の大物達が追放されていったのを見て行ったこともあり、まさかトランプが、また元のポジションに戻るわけがないと思っていたところに、今回の結果。しばらくアメリカ・世界政治から目が離せない。
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