肥満脳の話
先日、糖尿病学会の九州地方会に行ってきました。
昨今学会もオンラインで参加する機会が増えたのですが、リアルで参加した方がちゃんと聴けますね😅オンラインだと参加はしやすいのですが、ながら聴きになっていることも多く、一長一短だなと思います。
さて、今回は学会で聴いた話の中から、「肥満脳」のお話です。
「肥満脳」って???
なんだかちょっと怖い感じがしますが💦どんな脳なんでしょうか。
太ってきて内臓脂肪が溜まってくると、「インスリン抵抗性」というものが出てきます。
インスリンとは血管の中の糖を細胞の中に取り込む働きをしているホルモンで、「インスリン抵抗性」とは、このインスリンの効きが悪くなる状態のことを言います。なので、太ると血管の中の糖が取り込まれにくくなって糖尿病になりやすくなるわけですが。
このインスリンというホルモン、じつは血糖を下げる以外にも様々な働きをしていまして。
脳の中枢神経システムにも様々な影響を与えています。
例えば、インスリンは食事の終わりのメッセージを出して、食欲を抑制します。
食事を摂って血糖が上がると膵臓からインスリンが出て血糖を下げるとともに、脳に作用して「あ〜お腹いっぱい😊」と食欲を抑えてくれるのです。
ところが、脳に「インスリン抵抗性」が生じると、この働きが弱くなり、食欲がおさまらない😱食べ過ぎる😱ということになります。
食べ過ぎると、ますます太る→太るとさらにインスリン抵抗性が生じて、食欲が抑えられない→で、さらに太る→…という悪魔の無限ループに😱😱
これが「肥満脳」です。
肥満による脳内分子の変化が脳内ネットワークを撹乱し、脳機能が変調してしまうのです💦
さらに、この変調が続くと、脳機能の重要な要素である記憶の形成や維持に悪影響を及ぼし、認知症や抑うつのリスクにもなります。
ちなみに、脳のインスリン抵抗性が強いほど内臓脂肪が蓄積するそうです。
内臓脂肪は比較的食事や運動に気をつけることで減りやすい脂肪と言われていますので、ここは一度気合いを入れて💪内臓脂肪を減らして✊
肥満脳の無限ループから脱出せねばなりませんね❗️
年末年始過食になりやすいこれからの時期に、自分への戒めも込めて😅
皆様お気をつけてくださいませ💕
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