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退職と休職期間で得た味方と再就職への所感

去年の7月に私は退職した

去年の七月、とても暑い時期に退職した私の精神状態は冬に差し掛かった秋のようでした。

今まで慣れ親しんだ職場との別離、楽しく看護していた仲間たちとの別れ、私を退職にまで追いやった中山さんへの憎しみで綯い交ぜの状態でした。

そこから、リワークプログラムに参加して、ちょっとずつ回復しながら、コロナ騒ぎでリワーク中断しちょっとテンションが下がりつつ、これから9月の就職に向けて就活をしていきます。

この1年と半年、本当に長かったなと感じます。

こうやってまとめて文章を書こうと思っても書けない日々が続きました。正直、何もかもが面倒くさい日々が続いていて、漸く最近文字を書いたりする機会をもらえて、自分のことを整理してみようかなと思い、こうやって書いています。

退職したこと

今でも、私が悪かったのかもしれない、とあの人が悪かった、という二つの気持ちで心が揺さぶられる時があります。

でも、結果として私を解離障害まで追い込んだのは中山さんの私への言動だったり、監視行為があったからです。

周りの人が私を守ってくれたにも関わらず、どうしても周りに頼れなかった私は看護師二年目を終えることなくちょっと壊れてしまいました。

1年半の通院と投薬治療。おそらく、この先もずっと続くと思います。

普段の生活でも、ふとした瞬間に中山さんの「あなたはいつか患者を殺す」という言葉が思い出されて具合が悪くなることがあります。そのたびに、相手を殺したくなる。

そんな考えに捕らわれていてもこの先生きていて楽しくないので、早く忘れたい出来事だなあと思っています。

退職で学んだことは、人生には諦めなくちゃいけない事象があると言うことです。

退職したこと、今病気で通院してこの先もずっと続くだろうと言うことは私が私の気持ちと戦って漸く、諦めきれそうになっています。

まだ、諦められないけれど、でも、諦めなくちゃいけないことがあると実感をできたのは一段階、精神的に成長したのかなあとも思っています。ほんとかな?


この先、何かアクションをするかは未定ですが、中山さんにはあなたを死ぬほど憎んでいる人がいるという事実を知ってほしいなあと思います。

人はその時どんな反応をするのだろう。

リワークプログラム

リワークプログラムに参加したらと背中を押してくれたのは主治医でした。もともとそこの医院を選んだのは再就職に強い精神科だったから。

最初はプログラム内容が可笑しくて、慣れるまでに本当に時間がかかりました。スタッフさんとの距離感も独特で、しばらくの間かなり戸惑っていました。
ここで私が学んだことは、自分の状態を正しくモニタリングして発信することです。

自分のことを自分だけで抱えるのではなく、発信して自分を気にかけてくれる味方を作ること、何ならできそうなのかを相談して決めることの訓練をできたのはとても良かったなと思っています。

あとはテンションコントロールを身に着けることをあと3か月ほどの休職期間中に訓練したいと思います。

仕事を始めると自分ではどうにもできないことが自分を襲ってくるからね。

休職期間中

二つ、嬉しかったことがあります。

一つ目は退職してもなお前の職場の友人が遊びに誘ってくれるところ。

送別会も開いていただいたし、その後も私の名前を冠して集まる機会を作ってくれたことです。

これは本当に嬉しかった。

誰かに忘れられないと言うことは本当にうれしいんだなと言うことを実感しました。こうやって大切にしてくれたことを大事にしていきたいと思います。

二つ目は、大切な友人と交際をすることになったこと。

何処かに行ったり、たくさん笑ったり、私を認めてもらえたことは大分、私の感情を回復させたと思います。

泣いても拗ねても私が口を開くまで待っていてくれる人がいるのはいいなあと思いました。

この二つのことに関してはとても感謝をしています。

就活するにあたり

そろそろ就活しなければいけないなと思い、物は試しと昨日就職サイトに登録したところその直後から電話がきて、とんとん拍子に求人を紹介されてちょっとびっくりしています。

就職をすればいいのは9月だし、のんびり探していこうと思っていた私の後ろから驚かされるように、急にスピード感のある出来事がぶつかってきました。

あまり焦って物事を進めると見えないものに躓いたりするので、エージェントさんと相談しつつスピードを自分でコントロール出来たらいいなあと思っています。

それにしても、急に就職が目の前に来たからなのかお腹の具合が悪くて、私ってストレスがお腹に来るタイプなんだなあと再認識しました。

昔から母親に怒られたときにはトイレ籠ってたしな。

退職と再就職の間で

退職してから今まで約一年半。本当に長かったなあ、と思っています。

病気にならなければこんな手術のケアを任されて、こんな手技を獲得して、温めていた患者研究を発表して、…と色々なことができたのにと思っていました。

この一年半はそう言ったたらればをゆっくりと整理していった一年半だったように思います。とても辛かったし、苦しかったし、何度も泣いたり吐いたりして、漸く諦めがつく一歩手前まで来たように思います。

この先50年だか60年だか生きる計算なのに、こんなに苦しい時期があるなんて最悪だし、この休みの期間でどれだけの私の人生のお金や経験がロストされたのかも考えると目の前がくらくらします。

こうやって考えるとまだまだいろいろなものが諦めきれていないなあと思いました。ほんとだね。

それでも、死なない限りまだまだ日々が続いていくことを考えると気合いを入れなくちゃいけない時もあるんだなあと思います。

一年半、ゆっくり回復していったように、もう少しゆっくりと人生を歩んでいけたらいいなと思っています。

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