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ぢゃぽんの感想。

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音楽や文学、映画などのレビュー。 サブカルこじらせおじさんの偏った思い。
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源さんの誠実さの「不思議」。

編曲も自らで行うシンガーソングライターであり、小劇場の舞台からキャリアをスタートして今や…

「From Q」24年8月11日回 文字起こし(後編)

菊地: これも多分、おそらくいろんなところでインタビューで聞かれてると思うんですが。 高橋…

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「From Q」24年8月11日回 文字起こし(前編)

こんばんは。音楽家・文筆家の菊地成孔です。 「From Q presented by Aston Martin Ginza 」。…

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樋口毅宏は村上龍の後継たるか?

80年代後半から90年代始め、日本がバブル景気に浮かれていた時代に、「トレンディドラマ」主演…

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オタクとサブカルの違いについて。

「サブカルこじらせおじさん」を自称する私にとって、「MJ」といえばマイケル・ジャクソンでも…

あたらしくんのマジックについて。

立て続けに、あるYouTubeチャンネルの動画を観続けてしまった、ここ数日。 「ブレインダイブ…

東京の漫才にピンとこない。

水道橋博士が自分にとって一番のエバンジェリスト(伝道師)である。 ブログもツイッターも、博士の影響で始めたし、博士が出演していた「小島慶子キラ☆キラ」を聴き始めたことがきっかけで、TBSラジオのヘビーリスナーになった。 なので、ライムスター宇多丸氏や町山智浩氏の影響で映画を観るようになったのも、さらに「菊地成孔の粋な夜電波」を聴いていなければ、我が人生最大の師に出会えていなかったかもしれず、自分の人生40代以降のすべての興味は水道橋博士から始まっているといっても過言ではな

わたせせいぞうの絵の中に入りたかった。

「コロナ鬱」とひと言で言ってしまうと、何もかもをコロナのせいにして、いろんなことからただ…

春樹的クワイエット・ライフ

1988年、当時自分は17歳で高校2年生。 前年に講談社より刊行された「ノルウェイの森」は、上…

L⇔Rに会釈した話。

1990年に鹿児島から上京してきた自分にとって、いわゆる「渋谷系」の音楽が与えた影響はものす…

そしてフィッシュマンズは1曲だけ演って去っていった。

高校生の時から佐野元春の音楽を聴き続けて、今も自分が尊敬するアーティストの一人である。 …

「志村魂」は受け継がれてゆく。

振り返れば2020年の話題はコロナ禍一色だった。そして現在もまだ完全に収束する日は見えてこな…

「ヒバリのこころ」を5万3千円で売った話。

上京してから約30年、常にスピッツと共に歩んできたという思いがある。 鹿児島の高校を卒業後…