見出し画像

雨量計を作ろう!

雨量計キット販売中


初心者でも作れる電子工作(はんだづけ)を通じて、気象観測として雨量計に使われている「転倒ます」による雨量計測のしくみを体験するキットです。

気象予報士または水害や土砂災害に関心の高い防災士が活用方法を工夫して啓発活動に用いたり、気象観測や電子工作・プログラムに取り組む中高生や部活が素材として用いたり、使う方の自由な発想で活かしていただく事を目指しています。

雨量計キット、3Dデータ、基盤類はストアページから購入できます。

大雨の増加傾向には皆が気づいている


水害や土砂災害で「早めの避難」 は理想だけれど、なかなか自分の事とは思えない…。

家庭や地域での話し合いが、避難の方法や場所だけだと、行動のタイミングによって選択肢を失うこともある。雨量に応じた行動のタイミングを話題に!

主にはんだ付け、初めての電子工作に

未経験の小学生も(補助アリですが)完成させており、小中学生でも可能な難度です。
専用のプリント基板を採用していますから、構造や回路の知識は不要です。

どんどん発展させられる素材として


市販マイコンと組み合わせ、1時間雨量や24時間雨量を表示できます。さらに、あらかじめ設定した累積雨量で、自分や仲間のスマホやPCに、メールやSNSメッセージを送る仕組みも構築できます。

他人事になりがち

浸水や土砂災害につながる大雨は毎年どこかで…
しかし
「他人事に思えて準備していなかった」という声も毎年…

「うわぁ、うちも川が近いけど50mmってよく聞くし、うちは大丈夫でしょ」
50mmの雨量ってどれくらいか知ってる?
「雨量」を自分事にしよう!

独自の3Dモデル、基盤を開発


既存のプロダクトを参考に独自の3Dモデルを開発。

専用プリント基板も開発しました。

完成形はこちら


1 雨が「ろうと」から「転倒マス」にたまる
2 一定の量がたまると「転倒マス」が傾き水を吐き流す
3 「転倒マス」が傾くたびにセンサーが反応して電流が流れる
4 電流が流れるとLEDランプが光る
5 1転倒に必要な水(㎤)÷ろうと面積22.9(㎠)×10=1転倒の雨(mm)

工作が完成したら、
LEDの点灯を確認!
LEDが1回光る雨量を計算!


活用事例:窓の外に台を作って設置している様子

通販で簡単に入手でるマイコンの情報や、私たちが使用するために作った雨量表示用のプログラムを公開しているURL(QRコード)を印刷同梱しますので、ぜひ挑戦してください。

他にも雨量計のカウントには、センサーから出てくる電圧の差を利用しているので、LEDの点滅以外にも万歩計によるカウントなどへの活用事例も。

オリジナルの活用方法がありましたら、ぜひ画像や動画を提供ください!

いいなと思ったら応援しよう!