
「健康を積極的に取りに行くお年頃」 4か月で10キロ痩せました セカンドライフを愉しむ 〜60歳からの人生のキャリア〜
※注)このダイエット法は、必ずしも万人に効果が出るとは限りません。また糖質制限に関しては、医学的にも反対を唱える方もいらっしゃいます。
過激な方法を取ると、ご自身の身体にダメージを与える場合があります。ここでご紹介したのは、自らの体験であり、お勧めすることではありません。
あくまで、こういう方法でたまたま痩せました、というだけですので、軽い視点から読んでみてください。
私の年齢になると、健康診断の数値が色々と引っかかります。
毎年3月に会社の健康診断を定期的に受診するのですが、今年の3月も、いつも以上に悪い数字となりました。
「これは、いかん、このままでは今後、身体のいろいろなところに支障が出てくるぞ」と思い、減量のやる気スイッチが、カチッと入りました。
いったい、どうやったら減量できるのか、それも効率的に
ネットや書籍から情報を取り始めたのが、3月上旬でした。
そこで決めたことは
① 日々の結果を記録することは大切。これがモチベーションにつながる
② 無理なく、ダイエットが継続できる方法を見つける
③ 食事と運動 併用かそれぞれか
④ 身体にダメージを与えない方法はなにか
これらを考えながら、情報収集を始めました。
最初はトレーニングをしないとダメだと思い込んでいたので、ライザップへ行くか、それとも近所のパーソナルトレーニングに行くか悩み、体験に行ったりもしました。
しかし、運動も大切だけど、それよりも食事の内容、食べ方を変える方が効果が出るのでは、と思い直し、トレーニングに行くことはやめました。
それらのトレーニングは、何しろコストがかかります。今までもジムの会員になったり、やめたりを繰り返していましたので、またその繰り返しになるのでは、と思いとどまったのが、私の場合好結果につながりました。
ためにになった本
運動ゼロ空腹ゼロでもみるみる痩せる ガチ速“脂"ダイエット 金森重樹著
シリコンバレー式 自分を変える最強の食事 デイブ アスプリー著
食品別糖質量ハンドブック 江部 康二 監修
AYA ごはん AYA著
世界一効く体幹トレーニング 中野ジェームス修一著
これらの本や、ネットでの情報などを集めると、ダイエット効果が表れるのは、カロリーではなく、糖質制限だということがなんとなくわかってきました。
私自身も、過去カロリーを減らすことがダイエットにつながると思い込み、それをベンチマークとして行ったこともありましたが、結局減量できずに終わりました。
そこで、今度はカロリー以外に何かベンチマークになるものはないか、と思ってたどり着いたのが、糖質ダイエットでした。
ダイエットの基本的な考え方
私自身、とにかく白米が大好きで、仕事柄夜遅く帰宅して、10時ぐらいであっても、ご飯を2杯くらい食べるなど、おかずよりも主食であるごはん中心の食生活をしていました。
また、朝は、パン食で時に菓子パンを食べたり、そこにヨーグルトやバナナを加えたり、今考えると、そりゃ太るわな^と思えるほど、一食の糖質量が高かった食事をしていました。
それをまず、糖質制限、当初はできるだけ糖質を取るのを抑える、ということを意識しました。
各食事の献立
朝食 バターコーヒー 時にクリームチーズ1個
昼食 コンビニやドラッグストアで買う低糖質のもの
例えば、カップヌードルだったら カップヌードルPRO という糖質を抑えたもの
ベースブレッド トルティーヤ、カニスティック ゆで卵 サラダ デザートに低糖質プリン とにかく手に取って、後ろの成分表示を見て、できるだけ糖質の低いものを食べる
夜 できればご飯は取らない、とってもお茶碗半分
できるだけ、魚メインで、お肉もOK 野菜はサラダも積極的に取る。
量は、おなかがすいていれば、好きなだけ食べるようにする。そのかわり、ご飯はできるだけ取らない
ここでのキモは、朝食なのかもしれません。このバターコーヒーは、『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』に詳しいので、是非そちらを参考にしてほしいですが、レシピは、自分で引いたコーヒー(めんどくさかったらインスタントコーヒーでも良いと思います)の中に、グラスフェッドバター(牧草しか食べない牛からとった乳をベースにしたバター)とMCTオイルを大さじ1杯入れたコーヒーだけ取ります。これを攪拌機で混ぜて吸収しやすいようにするだけ。作る時間もわずか5分弱です。
ということは、前日の夜遅くとも8時までに夕食を取るようにしていたので、そのあと固形物を取るのが、翌日正午、この間16時間くらい固形物は取らないということになるのです。これは毎日プチ断食をしているのと同じなのかな、と解釈しています。
運動もしましたが、ストレッチ程度
運動は、最近五十肩でお休みしていたゴルフを復活したので、毎朝ヨガマットの上で15分程度柔軟中心のストレッチを続けています。
特におなかが出ていたのが特に気になっていたので、腹筋ローラー50回、身体で一番大きな筋肉である大腿四頭筋を鍛えるスクワットをこなしていきました。
インナーユニットと呼ばれる体幹を鍛えることで、結果的に姿勢もよくなり、おなかも明らかに凹んで、自分にとって嬉しい変化でした。ベルトの穴が、一番緩いところでも余る状態になり、これもまた目に見える変化です。
記録
外出などで、無理な場合を除き、基本的に毎朝体重計に乗り続けています。メモするのが万どうなので、スマホでデーターを転送できるオムロンの体重計を購入し、スマホにアプリをダウンロードして、体重計に乗ったらデーターがすべて自動的に転送されるようにしています。
とにかく、めんどくさがり屋で、手がかかってはそこで挫折するタイプですので、なるべく作業を自動でできるようにするのが継続しているコツなのかもしれません。
こちらが、スマホアプリで記録している体重の推移です。
結果
スマホで振り返ると3月10日81.5Kgだった体重は、7月18日に 69.4Kgまで約11Kg減りました。振り返ると、始めた当初、めまい、頭がぼっとするなど、たぶん低血糖状態から起こる症状が出ましたが、私の場合、ある程度それを乗り越えると自然に収まってきました。
と同時に、アメリカから輸入したビタミン剤などのサプリメントを毎日取ることを行ったので、栄養不足もカバーできたかもしれません。
繰り返しになりますが、この方法は決して万人に効果があるとは限りません。また、急激な体重減少で思わぬ副作用が出る可能性があります。
実行するかどうかは、必ずご自身の判断で行ってくださいね。
ということで、まだ3か月ありますが、自分としては今年最大のエポックメイキングな出来事になりそうです。リバウンドも多少ですが、1Kg程度で収まっており、少し体重が増えたな、と感じると、食べる量を減らしたりしながら、継続しています。
こと この年齢になると、健康は自分で取りに行かなければならない、と思う今日この頃です。