週刊ごとう Vol7
勝手に気になったニュースを見ていく「週刊ごとう」です。
さて今週の気になるニュースは…
・米億万長者 学生ローン肩代わり
・高プロ適用 全国で1人だけ
・田舎の悪しき風習?女は手伝い、男は何もしない
・中学生の半数「つらくても毎日学校行くべき」
・ふるさと納税で子育て支援施設白紙へ
特にびびっときたのはこれでした。※今日は2つ!
①・田舎の悪しき風習?女は手伝い、男は何もしない
昔からVS今の時代は対決の典型ですね。田舎の常識は世間の非常識。良くある話です。
個人的に、家の事や地域の事をやるというのは「生活力を鍛える」ことと同義であると思っています。最低限の炊事洗濯、掃除、役所の手続きに会合ETC…。先送りが難しい案件ばかり押し寄せるため、優先的に段取りを組んで対応することが必要になりますし、それは仕事でも使えるスキルになります。
加えて、地域の人たちと自治会だ父母会だお祭りだ~と関わる機会を持つことで、自分の個性を確立するだけじゃなく、自身や家族のリスク軽減にもつながることがあります。震災時にもそうした事例が山ほどありましたよね。
無論、無理にやる必要はないと思います。でも、やらないという選択が出来ないことだってあるでしょう。
「男というものは云々…」
「女というものは云々…」
「ここでは昔からこう決まっていて云々…」
そうした選択をしなくては、ここでは暮らしていけない。そこに息苦しさを抱えた人々が、進学や就職を機に、地元を離れることも多いです。
押し付けられる価値観や常識だけではなく、多様な選択が受け入れられる風土を作るには、いきなり飛び込んできた「若者・よそ者・馬鹿者」が頑張るだけでなく、「昔からそこにいる者」にも歩み寄りが必要。
だと、僕は思ってます。
②・中学生の半数「つらくても毎日学校行くべき」
これも①と少し似てますよね。「学校は毎日行かなければいけない」と僕らは盲目的に教えられてきました。
皆勤賞は兵士量産システム?
僕の中学、高校には、「皆勤賞」がありました。皆勤賞を取った奴は、先生方から「休まずによく来た!」と褒めたたえられ、推薦入試や評定で高評価されます。僕も、高校生の時、皆勤賞ホルダーでした。
でもその理由は「評定」のためだけ。高校入試で苦労した僕は、大学入試は推薦で決めて、さっさと遊び倒す!と入学時から決めていたので、その評価につながるのであれば…という理由だけで休まず行ってました(授業はさぼってましたが…)。
幸い僕は、学校生活を割と楽しんでいたこともあって、そんなに苦ではありませんでしたが、仮に僕がいじめられっ子だったら。多分途中で心が折れて、皆勤賞はなかったと思います。
同級生で同じくホルダーのN君は、大学入った初めての夏の同窓会で、この時のことを振り返り「休まず行くんだ!と言われるのが辛かった」「ちょうどクラスのSと揉めてた時だったし、ともかくあの空気の中にいるのがしんどかった」と話していました。
その時思ったんです。「学校は休まず行くもの」。この発想自体が実は沢山の子供達を苦しめることだってあるのでは?と。
教育学部でしたので、先生に聞いてみたり。結果その当時は「社会に出たらもっと大変だから」みたいに納得してしまいました。
でも、今自分がこうした仕事をするようになって、再び疑問に思う気持ちが沸いています。大人になってから困る!というのは、逆に言うと「そうしないと生きられない社会を作ってしまった」ということにもなるのでは…と。
学校の本質は「子供達の心身の成長」にあります。そして子供達も僕らの時代からは想像も出来ない多様化をしています。
いつまで昔のルールでいくのか。今の時代に合わせて変えなければいけないこと、きっとありますよね。
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