ポリヴェーガル理論 実践編
「もう死にたいんです…」という相談者との対応
こんにちは!
DMWのはっちゃんブログです😊
最近はポリヴェーガル理論の人気が
出てきました。
認知されてきたのでしょうね。
ということで、
今回もポリヴェーガル理論ネタです。
ずばり、
ポリヴェーガル理論実践編!
です。
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臨床場面や身近な人との相談で
「死にたい…」と訴えられる方がいたら
どのように返しますか?
僕たちが、行うアプローチを伝える前に
まずはNGワードから🙅♂️
これらは一般的によく聞く返答ですが、
これらがなぜNGかと言うと、
全て比較と抵抗に溢れていて
「思い」がまったく果たされていないからです。
ポリヴェーガル理論とは、
自律神経を3つの神経系から診ていくアプローチです。
戦う・逃げるの交感神経、
リラックスして他者と繋がる腹側迷走神経、
1人で固まり凍りついてシャットダウンする背側迷走神経の
3つに分けます。
仮に交感神経を「赤」、
腹側迷走神経複合体を「緑」、
背側迷走神経複合体を「青」、
とします。
死にたいと言う言葉が出る時は、
これまでなんとかしようとして、
戦ってきた「赤(交感神経)」を使いまくった、
エネルギー放出が背景にあると捉えます。
死にたいは結果であり、
休まらず戦闘モードが解除されないまま、
「緑」のリラックスモードを飛び越えて、
「青」のシャットダウンに向かう様が、
見てとれます。
赤の交感神経系の代表的な言葉は
赤は全てに抵抗が共通して存在しないします。
戦闘モードの解除は2通りあります。
一つは自分が戦闘モードで消耗してる事に気づくこと、
二つ目は「それでいい」の実践です。
死にたいと言われる方は、
エネルギーが無くなっているにも関わらず
「休んでいい」とは思っていません。
このような時にサポーターができる事は、
エネルギーの無い方に考えを変えるアドバイスではなく、
とにかく全ての思いにそれでいい!
と抵抗せず許可していく事です。
自分の人生における許可を他人に委ねるほど
エネルギーが消耗してる方には、
まずサポーターが許可を手伝ってあげましょう。
青のモードは
外界をシャットダウンしてサナギになり
固定化の休息モードです。
しっかり固定化できると徐々にエネルギーを取り戻し
「緑」のリラックス繋がりモードにシフトしていきます。
ポリヴェーガル理論の応用は
精神領域を神経学的に診てアプローチしていく手法です。
この方法は、
精神疾患は自分に問題がある、
という間違った観念から解放され、
神経の過剰な防衛反応だった事に気づき、
リカバリー(回復)を効果的に促進させる、
画期的な手法です。
次回も引き続き実践編を紹介していきますので
お楽しみに‼️
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