3時間かけて作ったソフリットと自家製トマトソース
ご無沙汰しております、ベイです。
最近はコートを着てる人も見るくらい寒くなってきました。特に朝は布団から出られない日々。我が家は穴が空いてるんじゃないかって思うくらい部屋の中が寒いんですよね...
家が古いから断熱材入ってないのかな?(そんなわけないだろうけど笑)
暖房も、エアコンのメッシュと歯車?の掃除をしてから使うように言われているんですが、まだ洗えてないので使えない状況。笑
最初から話が逸れてしまいました、すいません。
今日の投稿はソフリットの作り方についてです。ソフリットはイタリア料理には欠かせない“食べる調味料”のような存在で、ソースや煮込みに使われるんです。
僕なんかは、カレーやハンバーグのタネにも使ったりしますが、ソフリットを使えば甘味やコクが出ていつもとは一味も二味も違った料理を作ることが出来ちゃいます。
そんなソフリット、仕込むのに少しの手間と結構な時間がかかりますが、一度に大量に作って冷凍保存しておけば、「その都度必要な分だけ使う」ってことができるので、時間があるとき、やることがない時に仕込んでおくのがオススメです!
長くなりましたが、さっそくその作り方と、ソフリットを使った自家製トマトソースのレシピも一緒にお届けします。
ソフリット
たまねぎ:4個
にんじん:2本
セロリ:2本(葉は使わない)
にんにく:1片
オリーブオイル:適量
塩:適量
工程
① にんにくとオリーブオイルを鍋に入れ、にんにくの香りを出します。(にんにくはどんどん崩れていくので切らなくてもOK)
*火加減は最初は強火で、オリーブオイルがふつふつとしてきたら弱火にします。
② たまねぎ、にんじん、セロリをひたすらみじん切りにしていきます。こんだけの量だと大変なので僕はミキサーを使いました。
③ みじん切りにした野菜を①の鍋に全て入れて、強火にかけます
④ 野菜から”シュー”と音がしてきたら中火にし、塩をふたつまみ程度振り、野菜の水分をどんどん出していきます。
*焦がさないように適宜ひっくりかえしたりしてください。
完成
⑤ ソフリットは香味野菜を”揚げ焼く”ように仕上げていくものなので、野菜の水分が飛んできたらオリーブオイルを入れ、じっくりじっくり炒めていきます。
⑥ 写真のように、野菜の水分がすっかり抜け、きつね色のペーストのようになれば完成です。
*もっと黒くなるまで仕上げるソフリットもありますが、僕は煮込みやソースなどいろいろなところで使い回せるようにあえてこの程度で完成させています。
出来上がったソフリットはジップロックなどに入れて冷凍保存しておくのがおすすめです。
自家製トマトソース
トマトホール缶:2缶
ソフリット:200g程度
ローリエ:1枚
にんにく:1片
オリーブオイル:適量
塩:小さじ1
砂糖:小さじ1
ソフリットをさらに深く
コクと甘みのあるトマトソースを作るために、仕込んでおいたソフリットをさらに深めていきます。
① みじん切りにしたにんにくとオリーブオイルを鍋に入れ、にんにくの香りを出していきます。
② ソフリットを入れてソテーします
③ このくらいまで黒くなってきたら一旦取り出します。
トマトソースの酸味を取る
④ 同じ鍋にトマトホール缶を入れて強火にかけます。強火にして一気に水分を抜いていくことでトマトソースにありがちな嫌な酸っぱさを消すことができます。(沸騰したら中火にしてください)
⑤ ある程度まで水分が飛んだら、ローリエ、塩、砂糖、取り出しておいたソフリットを加え更に煮詰めていきます。
⑥ ボコボコっとマグマのような状態になったら火を止めて冷まします。
手間をかけて美味しく
⑦ トマトソースが冷めたらハンドブレンダーで滑らかにします。
完成
⑧ 保存できる容器に入れたら、自家製トマトソースの完成です。
ソフリットを使った自家製トマトソースは、嫌な酸味のない丸くて甘みのあるとても美味しい味になります。
パスタはもちろん、チキンステーキやムニエル、コロッケにかけてもおいしいめちゃくちゃ万能で重宝できるソースです。
手間が結構かかりますが、手間をかけた以上においしいトマトソースが出来るので是非試してみてください。
自家製トマトソースを使ったレシピはこちらをご覧ください♪
それではまた。
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国内海外問わず、世界には美味しい食べ物やお酒がまだまだあるはず。そんな世界を知って、自分の料理に昇華できたらと思います。コロナ明けはイギリスとフランス文化の混ざるカナダへの食旅行を計画中。