Dish App 創業宣言 2022年 11月 1日
Dish App 創業宣言
Dish App 合同会社 代表・ファウンダー 太田 泉
本日、Dish App 合同会社を創業しました。
DishAppは、「うつわと料理で笑顔の食卓をつくる食器賃貸プラットフォーム事業」です。
スタートアップ起業
58歳で日本マイクロソフト株式会社をアーリーリタイアして、「他人に人生を左右されない自由」を謳歌しつつ、「ゴキゲン×ヤリガイが両立する、持続可能なシニア起業」を探求して、趣味の陶芸と料理をテーマにした「うつわ流通DX」で、長年の夢だった「スタートアップ起業」に挑戦することにしました。
達成したい目標
「うつわと料理で笑顔の食卓をつくる」をテーマにしたこの会社の目標は3つあります。
・うつわの作り手と使い手を直接つないだ「食器流通のDX」の実現
・陶芸と料理のクリエイターのコラボレーションを促し、「サスティナブルなうつわ文化のコミュニティ」を創ります
・その絆で、アフターコロナで再び危機に瀕する「家族の共食」を守り、世界に「笑顔あふれる食卓を取り戻す」
経営方針は、シンプルに2つにしました。
1) ゴキゲン×ヤリガイのバランス精神で、真摯に行動する
2) 趣味を究めるクリエイターを全力支援し、関わる人すべてを幸福にする
長い会社員時代をやっと務めあげて始める事業です。これからは、意義ある社会貢献を、ゴキゲンに、持続可能でやりたいと思います。もうストレスとはオサラバ! 気の合ったメンバーと丁々発止、楽しく創発しあい、クリエイティブライフを存分に楽しみたいと思います。
そして、自分を含めて、未来を夢見るクリエイターの皆さんが、少しでも「ゴキゲンで、ヤリガイのある、調和が取れた人生」を送るお手伝いをしたいと考えています。
創業に至った経緯
趣味の「陶芸」で作った「うつわ」を、友人にプレゼントしたところ、自分では想像もできないレベルの素敵な写真にして、インスタグラムにアップしてくれました。
「アマチュアのうつわでも、誰かの生活を彩ることができるんだ!」
まさに「現代は、全員がクリエイターの時代」なのだと、と実感しました。
その時の「感動」が起業の原点です。
しかし、実際にクリエイターさんたちにヒアリングをしてみると、「好きな趣味では生活を賄えないセミプロ」が多く、ほとんどの人が、趣味の作陶や料理だけで生計を立てることができていません。
旧態依然とした業界慣習、徒弟制度や流通の壁に阻まれ、独立したいと願うクリエイターの生活は困窮しています。
さらに陶磁器や料理の業界自体には、時代に合わせて変革する体力がなく、個々の陶器メーカー、料理サロン・料理教室や周辺企業、個人クリエイターも総じてデジタルに疎いために、IT化が極端に遅れています。
そこで、自分がマイクロソフトで培ったDXノウハウを用いて、「うつわ流通のDX」を仕掛けたいと考えました。
せっかく流通プラットフォームをゼロから作るなら、単なる「陶磁器の販売の変革」ではなく、作り手である陶芸家と、使い手である料理家のクリエイター同士を結びつけて、相互に支援し合う、「前代未聞のクリエイター間Win-Winプラットフォーム」を創り出し、「陶芸や料理などの好きな趣味で自活したい人たち」を全力で支援しようと必死で事業構想しました。
また、自分自身が、コロナ禍でリモートワークになり、「家にこもる」経験をしたことも、大きな転機になりました。
このリモートワーク期間、思いもよらない形で、通勤する時間や苦痛から解放され、家で一日を過ごし、すべての食事を家族と共に食卓を囲む経験をしました。
この時期に、「家族と家で食事をする幸福」が人生で最も大事であることを見直しました。
リモートワークが解消され、再び「家族と家で食事をする幸福」を奪われそうな今こそ、「忙しすぎる現代人の、笑顔の食卓を取り戻す」という提案の必要性があると思います。
この事業では、クリエイターの幸福と、その家族の食卓での幸福を、同時に叶えたいと考えています。
こんな、思いで船出します。
正直、はじめての社長業で、失敗ばかりだと思います。
でも夢と目標がある限り、失敗から学ぶことができます。
失敗の経験をゴキゲンに楽しみ、少しでもクリエイターの皆さんと楽しい世界を作れたらいいなと、起業の朝に決意しています。
このnote.では、創業の思いや、事業の紹介、その後の成長ストーリーを書いていこうと思います。よろしくお願いいたします。
2022年 11月 1日の 日の出とともに
参加希望の方は、ぜひ、こちらに「テストラン協力」として、
メールください
宛先 mail@dishapp.info
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