「note」は「どこでもドア」のように連れ出してくれる。
たとえば、一度は行ってみたいと思っていた北海道。
想像通りの大きな大地が、目の前に繰り広げられる。
私は、そこで目一杯、澄んだ北海道の空気を吸う。
バックは、もちろん、松山千春さんの「大空と大地の中で」。
たとえば、テレビで「群馬といえば、『井森美幸さん』と『中山秀征さん』」と、幾度となしに聞いたことがあるけど、わたしの頭の中は「群馬?」だった。
ちょっとイメージしづらかったのが、少しイメージできるようになった。
ぐんまちゃんの写真なんかを、時々見て、少し身近に感じることができる。
たとえば、東京近辺の大都会。
私は、人がたくさんのところは苦手だけど、写真で見る都会は、面白く刺激的。
都会はすごいなぁって、感激したりする。
たとえば、京都。
何度となしに通ったことがある、三条大橋なんかは特にそうだけど、京都の風景を見ると懐かしい。
京都に住んでいた若い頃に思いを馳せる。
たとえば、四国。
海をまたいだその向こうにも、のどかな町が広がっていると推測する。
すぐ目の前の青い海に、吸い込まれるような感覚になって港町を想像する。
たとえば、空。
ふだん、空をじっと眺めることはないけれど、目の前の空にうっとりする。
空にこんなにも、いろんな顔があるなんて!と、日常を忘れて見惚れる。
たとえば、ねこや犬やパンダなどの動物。
こんなに動物に、癒されるとは思わなかった。
可愛い動物のしぐさに、つい見入っちゃう。
わたし、こんなに動物に興味あったっけ?!
写真に首ったけの自分に、笑っちゃう。
ときどき、温泉にも入るし、美味しいものが目の前にあると、ワクワクする。
静かな空間で、目の前の世界に引き込まれる。
ふだんの行動範囲は、家と畑のわずか1km圏内のわたし。
「note」の世界に居るときだけは、遠くはなれた町へ行き、つかの間の時間を楽しむ。
「note」は、「どこでもドア」のように、私を連れ出してくれる。
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