kakiemon

果樹農園を営む農家の嫁です。子育てがひと段落して空いた時間もできたので、日常感じたことなどを自分のペースで発信していこうと思っています。

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果樹農園を営む農家の嫁です。子育てがひと段落して空いた時間もできたので、日常感じたことなどを自分のペースで発信していこうと思っています。

マガジン

  • トロフィーやボードをいただいた記事

    トロフィーやボードをいただいたときに、スクリーンショットを撮ってためていましたが、こちらのほうへ載せていこうと思います。 「スキ」をくださり、ありがとうございます。

最近の記事

若い頃に起こした、忘れられない過ち。を「note」で解き放つ。

私は、あの時、父方の祖母に対して、恩を仇で返すようなことをした。 情を覆すようなことをして、本当に申し訳なかった。 あの頃に戻れるなら、あの時の私を、とっちめてやりたい。 断捨離を進めていくうちに出てきた、数百通の友人たちの手紙の中から出てきた、祖母からの手紙。 その内容は、わなわなと怒りに溢れてた。 公表するには、余りにも恥ずかしい「過ち」を、私はおかした。

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    • 数十年ぶりに「絵」を描いてみた。

      断捨離をすすめていると、要らないものが目がつく。 パソコンの足元に置かれている「B4サイズのコピー用紙」。 10年ほど前に、入り用があって買ったものだが、数枚使っただけで、新品同様だけに捨てることが出来ない。 パソコンのプリンターは、「A4サイズ対応」である。 もう二度と使わないだろう。 今の断捨離のペースでいくと、気持ちは「捨てちゃえ」。 だけど、もったいない。 あっ! どうせ捨てるなら、「絵」をかいてみよう! 娘に、絵手紙でも書くかな。 「note」で

      • 私にとって究極のヒマつぶし「断捨離」。

        立て続けに仕事が続いたあとの、休みの日は嬉しい。 だけど、休みの日が、二日、三日と続くと、気分が鬱々となってくる。 若い頃に比べれば、農作業に余裕がある、そんな日が増えたのは嬉しいけど、何気に気付く。 農作業が続く日のほうが、身体の調子がいい。 といっても、夫は、私たちが休みに入ると、何かと忙しくなる。 私たちが、せっせと柿採りをしている時には、休んでいるのに。 倉庫を触っていたり、庭をいじっていたりする。 「人が休もうとすると、急に忙しくなる」と、義両親のこと

        • 心当たりのない小包に、胸騒ぎを覚えた出来事

          おーい!お前、化粧水頼んだかぁ?! 頼まへんで。 なんか、「化粧水」って書かれた小包が届いてるねん。 夫の声がする母屋へ駆け寄ると、たった今届いた小包を手に持っている。 昨日のことだった。 あ! なんか、ネットでkaki男(息子)に頼まへんかった? 夫は、ネットで買う術を持っていないので、時々、入り用をネットで見つけては息子に頼んでいる。 たいていは、農機具や、修理に使う部品などで、「化粧品」は違和感を覚えたが、出先の息子へ連絡をとってみる。 そんなん頼まへんで

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        • トロフィーやボードをいただいた記事
          144本

        記事

          バランスよく「育児」ができなかった私が、子供たちに願うこと。

          「育児」に関して後悔はない。 だけど、出来なかったことをひとつだけ挙げるとすれば、バランスよく育児ができなかった。 自分が育てられた経緯と照らし合わせて、育児を通して「思い」を、子供に託すのは、よくある話しかもしれない。 「思い」が強すぎると、バランスを崩す。 娘がおしゃれに興味を持ちだした頃、服が欲しいとねだることが多かった。 サイズアウトのサイクルが早い、小学生の頃のこと。 時には、我慢をさせたが、娘にせがれるまま、幾度となしに「しまむら」へ足を運んだ。 おし

          バランスよく「育児」ができなかった私が、子供たちに願うこと。

          物欲のある今のほうが幸せ

          親を責めるわけではないが、何も買ってもらえない家で育った。 小遣いも、お年玉もなかった。 祖母だけはお年玉をくれたが、全部貯金した。 周りの同世代の子どもは、ゲームや「こえだちゃんファミリー」だったり、漫画本を買ってもらっていて、羨ましいと思った覚えがあるが、欲しいとは思わなかった。 買ってもらえないと、分かっていたからだろうか。 そのうち、物欲はなくなった。 おしゃれをしたいとも思わなかったし、お化粧をしたいとも思わなかったのは、親に制限されたからかもしれない。

          物欲のある今のほうが幸せ

          NHK「あさイチ」で、人生の少し先を行く女性芸能人に学んだこと。

          NHKの朝の情報番組「あさイチ」を、先日見た。 「いい人生だった」と思える心の持ち方を、人生の先輩に問う、「教えて先輩たち!」と題する企画だった。 夏木マリさん(72)、竹内まりやさん(69)、YOU(60)さんが、出演されるとのことで、興味深くみた。 今回は、「思春期のイライラの乗り越え方」「更年期との向き合いかた」「人をうらやむ気持ちの対処の仕方」など、視聴者から寄せられた、誰もがいちどは抱える人生での悩みに、答えていらっしゃった。 「人をうらやむ気持ちの対処の仕

          NHK「あさイチ」で、人生の少し先を行く女性芸能人に学んだこと。

          凛とした母でいたい

          今ならわかる。 都会で結婚生活を送るために、いろんな思いを背負って、田舎の実家をでてきたことを。 家にずっと居ながらにして、専業主婦のあなたが、自分ひとりで子供と向き合うのは、さぞかし大変だったでしょう。 無関心を装っていたのか、不器用なのか、薄情なのか、分かりずらい父にも、頼れなかったのも分かる。 だけど、お互い、相手と向き合おうとせず、とっくに夫婦関係は終わっていたように見えた。 そのうち、力尽きたのでしょう。 母もひとりの人間。 未熟な面もあって、失敗もす

          凛とした母でいたい

          「google」に騙されて。息子とドライブの日。

          今年の柿は、私が嫁いできて以来、一番の不作だったこともあり、種無し柿(渋柿)の収穫をほとんど終えた。 晩生(おくて)の色付きを待っているこのタイミングで、少し余裕ができた。 普通なら、重いものを下げられないため、柿採りもままできない夫が、どこかへ連れて行ってくれてよさそうなものだが、その可能性はない。 かと言って、家に居て悶々とするのは、精神的に悪い。 思い切って、以前から行きたいと思っていた「百貨店」へ、連れ出してほしいと言ってみたが、予想通りの返事だった。 だっ

          「google」に騙されて。息子とドライブの日。

          「何なら私が立候補しようか?」農家のおばちゃんの戯言。

          今年3月に91歳で大往生した義父が、とにかく元気だったのは、推し活だったと思う。 推すのは、「アイドル」ではなく「議員さん」。 国会議員選から、県会議員選、町会議員選、町長選と、とにかく「選挙」と名のつく時期がやってくると、忙しかった。 推しの議員の、演説会へ出席したり、選挙戦の出陣式へ出かけたり、同じく選挙戦に熱い情熱をもつ仲間が集う場へ通い詰めたりと、忙しかった。 その間、家の仕事は、放りっぱなしとなる。 そんな義父に怪訝な思いを抱いていた夫も「家をより良くする

          「何なら私が立候補しようか?」農家のおばちゃんの戯言。

          生まれて初めて母の気持ちが分かった。

          最近、娘の幼い日ばかりを思い出す。 特に娘が、小学生くらいまでのことを。 地元の小さな小学校が閉校になり、町の小学校へスクールバスで通うようになったのは、娘が小学校高学年のころだった。 それから、ふたつの小学校の卒業生からなる中学校へ進学になり、市内のマンモス高校へ遠距離通学の後に、県外の大学へ進学となった。 18歳で家を出てから、社会人になった今も家へ戻ってこない。 今は、県外で一人暮らしをしている。 娘の目の前の世界が繰り広げられるにつれ、私の手を放れていき、

          生まれて初めて母の気持ちが分かった。

          弟子として、成人した息子を育てること

          「つぎは、何を考えやなあかん?」 「軽トラは、どこの位置に止めると、作業がはかどるの?」 「ほかに、考えることない?」 息子を「指示待ち」な人間に育てたのは、まぎれもない私だ。 私は、いま、小学生の子どもへ声掛けするように、息子へいちいち聞くようにしている。 果たして、この方法が正解かどうかは分からない。 だけども、夫のように、自分が思うように動かないからといって、怒鳴りつけたり、息子がするより自分がする方が早いからと、息子の仕事を奪いながらにして、イライラするの

          弟子として、成人した息子を育てること

          怒鳴り散らす時間があるのなら、まず、出来ることをせい!

          前回の記事で、少しばかり息子のことに触れた。 息子が、農家を継いでくれるようになり、柿採りの作業は順調よく進んでいる。 夫の負担も減り、夫はきっと大助かりだ。 だけど、「脱渋」と「柿採り」と「荷づめ」で、三位一体となって、柿採り作業となる。 柿採りともなると、考えなければならないことが、一気に増える。 息子は、まだ、先を見通しながら、全体を見回し、現場を動かすことに足りない。 親が居ることに「甘え」もあるのかもしれないけど、「脳みそ」が動いていないのだ。 だから

          怒鳴り散らす時間があるのなら、まず、出来ることをせい!

          「誕生日おめでとう」と子に言えることは、とても幸せなことかもしれない。

          昨日、柿採りに行く直前に、久しぶりに家の固定電話がなった。 義父が亡くなってからは、固定電話がなることは、滅多にない。 あるとすれば、セールス位なものだ。 珍しい時間帯に、かかってくることもあるものだなと思って、電話をとった。 もしもし kakiemon? 元気にしてる? 誕生日おめでとう。 あ・・・あぁ・・・ 元気にしてるんやったらええねんけどな。 お母さんも、げんき? 元気やで。 〇〇くんも、〇〇ちゃんも元気にしてる? う・・・うん。 忙しい時に

          「誕生日おめでとう」と子に言えることは、とても幸せなことかもしれない。

          健康のために、アラフィフの私が知りたいファジーな数値

          我が家はいま、柿採りの真っ最中である。 痛いほうの左足を踏ん張っても、筋肉が効いていることを実感できるのは、「膝を痛めた時にするといい筋トレ」を、ルーティーンにしているからだろうか。 「膝痛」を抱えることになった当初は、踏ん張ることができず、ネットを調べて回った。 膝の動きを支える筋肉の衰えも、一因とあった。 筋肉が効いていることを実感するとき、筋肉に対して、とてもありがたく感じる。 だけど、どうも分かりづらい。 一般的に筋肉量は20代をピークに年齢を重ねるにつれ

          健康のために、アラフィフの私が知りたいファジーな数値

          私が「note」のスタイルを変えない訳

          自分に向き合うために始めた「note」。 はじめて、3年以上たつが、時々迷うことがあった。 感じたことや、気付いたことを、書き記すにあたって、どうしても、日常生活がにじみ出る。 日常生活をさらけだしてまで、書くことってどうなんだろう。 ご近所さんなら、私の「note」を見て、気付くだろう。 だけど、どうせなら「note」は、私色に染めたい。と、毎回着地した。 「note」は、『創作』の場。 なので、実在の他人に成りすまして迷惑をかけるなど、道理に反すること以外だっ

          私が「note」のスタイルを変えない訳