Try out: お金は水だとこじ付ける
水の性質とお金の特徴を勝手にこじ付けて「お金は水のようなもののようだ」という結論を導いてみる
*データ分析なしです。ごめんなさい…つまり、エビデンスなしの戯言だと思って頂きたい。
位置:水は均等には流れない
お金はこの社会において均等に分配されているのだろうか。(1) 発展途上国が南半球に多く、先進国が北半球に多いことから南北問題と称されよう国家間での経済格差は多大である。(2) 国家内における所得格差も世界全体として依然として高い。所得格差を示す指標としてジニ係数があるが、南アメリカをはじめとする国々において多少の改善は見られるものの、依然高い水準にとどまっている。
国家の政治、経済社会システムが地形のようなものだと考える。社会(地面)は水平でない。また、いくつかの国家や地域間によって隔たり(法制度や社会システムの違い)がある。よって結果として、お金(水)が平等に流れなく、全方位に行き渡らない。
つまり、国家の政治や世界全体の社会経済システムを変革しない限り、お金の流れは偏り続ける。(ピケティさん...)
現象1: 水溜り
地形により、水が一定のところに溜まりやすくかることがあると思う。同様にお金もある場所に溜まっているのではないだろうか。その水溜りをおこす地形が意図的につくられたものか、自然元来又は偶発的だったのかの2パターンにさらに分けられると思う。例えば、一時期のデリバティブを多用したヘッジファンドの稼ぎ方はある種意図的に水溜りシステムをつくりだしていたのではないか。逆に、ある地域や国は元々石油やダイヤモンド等の資源に恵まれており自然にお金が集まり、水溜りになっていったのではないだろうか。
現象2: 湧き水
これまでお金がなかったところに急に湧き水のようにお金が湧いてでてくることはあるのだろうか。言い換えるならば、人や地域が一攫千金することは多々あるのだろうか。ゴールドハンターかfacebookやappleのような新しいビジネスモデルや商品サービスを社会にもたらす起業か
時間:水は循環するらしい
ダム(社会保障システム) による再分配
水がなくならないようにお金も世界から消えることはない。絶えず社会中をまわりつづけている。しかし、その流れはコントロールされているのだろうか。
時たま、水量や水の流れを調整するダムのように、人工的にお金の流れる方向やお金の量を調整する仕組みが私たちの世界にはある。しかし、これらの社会システムはしっかり機能しているのだろうか。水の流れは時間や地形の違いとともな絶えず変わる。だとしたら、定期的なダムのメンテナンスが必要なように、これらな社会システムもキャッシュフローの変化に伴いアップデートしていくべきではないだろうか。
全ての水が見えるわけではない
一部の水は、地下に蓄えられている。同様に私たちのお金の大半が実際は使われていない。市中に出回っているお金 (M1)は、全体のごく僅かに過ぎない。
また、マネーストック(お風呂にたまった水)とマネーサプライ(蛇口から追加される水)が違う。ストックとフローみたいなやつ。
水の流れの速度は 今と昔で違うのか
お金の流れがはやくなった?
技術の発展により、果たして、Money Velocityと呼ばれるお金の速度は早くなったのか。ビザカードやブロックチェーンを使用した仮想資産は、私たちがより速くお金を回すことを促しているのだろうか。
さらに踏み込むならば、お金の速度の地域差が拡大しているなんてことはないだろうか。つまり、フィンテック等の新しい技術が、全ての人や地域に恩恵をもたらすのではなく、一部の人々のお金の流れのみを加速させ、富めるものをより富ませていったりしないだろうか。
ナッツシェル🥜
結論:「お金は水のようなもののようだ」というこじ付けは可能である。
しかしながら、とてもざっくり曖昧に書いたため、再度検討する余地多大なり。
物理学の観点から金融、経済システムのミクロ、マクロを考えることは是非があるものの長らく行われてきた。しかしもっとあると思う。もっと二分野の交わりが今後深まっていくべきだと個人的には思う。
ちなみにトップの画像の水に浮かんでいるラッコは私 お金に泳がされている私。さあよく泳がねば。この資本主義の荒波の上で。
ありがとうございます🐰 読んでくれて
すきがほしいな…フォロワーほしいな…
(物乞いならぬ雨乞い。水だけに)