同居のギャップ~嫁か妻か~(最終回)
こんばんは。
では前回の続きからですね。
前回は「自分を大切にする事」を優先すべきだというところまでで終わってます。
しかし「私の話じゃなくて相手の話なのよ!」と考えてるパターン。
この場合は結論として
相手に改善を期待するのはギャンブルだからおすすめしません。
つい最近私もありましたが、「このぐらい」でも期待を裏切られると本っっっ当に相手の全てが嫌になるんですよね。
そして「期待したり任せないといけない状況」にも嫌気がさしてくるんですよ。
環境として相手にやってもらうしかない事って、同居だと必ず出てきますから。
しかし私はだんだん「相手に嫌気がさしてる自分と状況が嫌だ」って事に気づいたんですね。
なんで私だけこんなストレスためて不愉快にならなきゃいかんのや、と。
なので
不愉快でいることを開き直る事にしました。
っていうのもまず、だいたいネガティブな感情はとっくに相手に伝わってるんですよ。
全く気にしてないって素振りしてても、同じ屋根の下にいて干渉しあう相手が気にならないわけがないですから。
というか、そう思い込んだ方が楽。
だから堂々と嫌ってていいんですよ。
思いっきり行為や口頭で外に出さなければ。
まぁもし「私の事嫌いなんでしょう?」みたいに聞かれたり、相手が「私お嫁さんに嫌われてるから~」とかほざいたら
「えっ...何か心当たりでも?」と本気で困惑したフリして涼しい顔していましょう。
「私はあなたの被害者なんですか?」という気持ちを持つというか。
外野はそのやり取りで他人の家の力関係を計りたいだけですからね。
こちらの精神力に余裕があれば、余裕がない相手は大抵沈黙するか墓穴掘ります。
そのためには
「私は相手の価値観と思考回路が合わない"だけ"。相手が出来ない(やらない)事を改善したいだけなんだ」
と開き直りましょう。
表に出さなければバレませんし、発言しなければ証明も出来ませんからね。
正直に思ってる事を話すか、付き合うかどうかはこちらに選択肢があるのです。
ここからはかなり過激な内容になると思います。
なのでここまで書いてある事が理解できなかったり、状況的に無理すぎて諦めが勝ちそうな方の場合、気持ちを逆撫でてしまう可能性があります。
それは私も望んでいませんので、このnoteの事は忘れてこのページを閉じてください。
あなたの状況が好転することを祈っています。
改善したい、姑や義家族と家の中で対等な立場になりたいと思う人はこのまま読み進めてください。
まぁ今まで書いた事を実行してるとわりと出てくるのが
「嫁のくせに」「嫁に来たんだから」
まーーーーうるせぇうんこって感じですね。
まずお互いの立場を最初から出してくる相手に、嫁だからと何かを譲る必要はないです。
まず「気遣い」と「人権」は混合すべきではありません。
「気遣い」は「してあげたい相手に自発的にする事」です。
何か利を得るための場合は除きますが
「されたい相手が望んでるから、他動的にする事」ではないですね。
「気が利かない」っていうのも同じですね。
「相手が勝手に望んでる事」です。
なので「そうなりたいとは思いたいんですけどね~」とニッコニコしながら言いましょう。
相手の姿勢次第だと、ザックリ線引きするのです。
生意気だとかなんだと言われるかもしれませんが、「気遣いって強制なんですか?」「今まで自発的にやったことしかなくて...褒められたり喜ばれた事しかないんですけど。よくわからないので今度誰かに相談してみますね」とキョトンとしましょう。
人前でやらかしてこの流れになったら?
最高でしかないですよ。
だって自分(嫁)は悪くないんですよ。
「これやってもらえる?」って言う『気遣い』が出来ない相手が恥ずかしいだけです。
しかしまぁ、ずーっとこんなことやってられないですよね。
なので、相手が戸惑ってるうちに下記を提案してみていただきたいです。
・新しい土俵(仕様)を作る
→他人が新しく入ってくる組織というのは絶対に変化が起こるもの。
→納得出来ない部分というのは、どちらかを悪者にして解決することではない。
→大人としての振る舞いを相手に求めるのは礼儀である。(公人として対峙しているということ)
→気遣いは本来強制されるものではなく、日頃の行いの貯金として考えるべき(誰にも後ろ指さされることではないから)
つまり『お互いにとって』いい部分は残して、あとは新しいルールでやっていきますよという意思表示です。
誰が上とか下ではなく、お互い公人として建設的に振る舞う事を大前提とします。
「他人から見ても素晴らしい家」というのはそういうものですし、出来ない人は前回書いた通り表沙汰になるだけですし。誰も不公平じゃないですよね!」と笑顔で押しきりましょう。
これに異を唱えてくるなら
「それはこちら(嫁)の家、友人、関係者にも話していいことなのか」
「逆にこれだけでお互い見えない所で言う必要や不安がなくなるんだから健全にしかならないのに、なんで不健全になりたいのか?」
と「社会人としての意見」を求めましょう。
「家族だから」は相手の都合です。
「いや私は『うちはこういう家です』って話されて問題ある事しなければいいじゃないですか(笑)」と心底『何いってんの???』というリアクションを返し続けてください。
それでも相容れない場合。
ここからは心がけの話になってしまうんですが、
→相手の隣にいこうとしなくていい。自分の立ち位置は自分で決めていい。
(自分が粗末に扱われているという意思表示は恥ではない)
→誰かを粗末にしないとうちはやっていけないんですか? と毎回言う。相手の反応や主張は筋が通ってなければ、ため息ついて途中退場してもいい。
→それがわかってたら結婚はもう少し考えてた、と伝える選択肢を持つ。
(私は最善を尽くす。あなたは出来ないならそれでもいい。ただし私の今の気持ちをずっと覚えている事を忘れないで)
それでもダメなら最終奥義
「そのうち死ぬ」
だいたい私はこの結論に至ります。
しかし今まで書いたことはほぼ実行してます。
それでもどうしてもダメなときはこれです。
でもここまで来るのに1番大事なのは
「感情的にならない」事なんです。
そして「事実のみで対応する」事なんです。
気持ちや他人への思いやりと、自分を優先する事ってのはなかなか並行させるのは難しいんですよ。
しかし「事実」だけなら自分が変なことをしなければ問題ありません。
ですから相手の状況とかは
「こちらが潰れない程度に考えられるところまで」で十分です。
嫁姑だけではなく、求めてくることに頑張りすぎて潰れていく人を本人にたくさん見てきた私の結論です。
このnoteがあなたのシェルターになり、そして鎧となることを祈ります。