アフリカでの一日のしごと|ウガンダ生活
今週もこんにちは。みなさん、健やかにお過ごしですか🍵
突然ですが、変わった「しごと」をしている人の文章や日記が好きです。
知らない「しごと」を知ると、自分の「しごと」も見つめ直せる気がします。
僕自身、アフリカ(ウガンダ北部アチョリ地域)で年の半分を過ごしていて、よくお前こそ変わっていると言われます。確かに……
今まで仕事のことは書いてこなかったけれど、アフリカに縁のある人もこのnoteを読んでくださっているみたいなので、今回取り上げることにしました。
今の僕は国際協力という業界にいて、日本とアフリカを1ヶ月半〜2ヶ月スパンで往復しながら生活しています。この業界には色々思うところもありますが、現地に来られるのは本当に嬉しい。
メインの「しごと」は地域の小規模農家に野菜栽培を教えるプロジェクトです。野菜栽培はトウモロコシなど穀物に比べて収益性が高く、現金収入の有望な手段になります。年間世帯収入が数万円の地域なので、野菜栽培という「稼ぎ方」と家計管理など「使い方」をセットで農家に教えています。
今日はそんなある一日(9/23)の紹介です。
7:00
朝起きて着替え、洗顔、朝食など。今日は地方出張なので、荷物をまとめてホテルをチェックアウト。
8:00
ホテルから歩いて一旦事務所へ。メールを返します。時差は六時間。毎朝起きると日本からメールが沢山入っていますが、今日は祝日なので少なめ。
9:00
来週大きな会議があるので、会場のホテルへ下見に。ホールと参加者の人数、担当者の連絡先を確認。
10:30
出張に出発。今日は農家の圃場(畑)を見て回る日です。ウガンダ人スタッフ3人と車に乗り、二時間ほど走ります。舗装道路をやがて外れ、土の道へ。県政府がブルドーザーで慣らしたらしく、前に走った時より道が良くなっていてびっくり。
農家の家の近くで降り、歩いて圃場まで移動。
野菜の圃場はここには載せられないのですが、農家は他にも色んな食べ物を育てています。知らない植物にも出会えます。畑を歩くだけで楽しい。暑いけど・・・
午前中に圃場を3箇所回りました。水やりやマルチング、病害虫への薬剤散布など管理の大切さをスタッフに話してもらいました。農家に挨拶したら、ラッカセイの皮を剥いていました。
どんなに良い研修でも、長く付き合って話していかないと、農家の生活には根付きません。話す回数がそのままプロジェクトの成果なのでは、というほど農家と話すのは大切だと感じます。
14:00
お腹がペコペコです。お昼ごはん!
15:30
別グループの圃場へ。ここでも1時間半程度の移動。どの圃場も入り組んだ場所にあるのに、正確に記憶しているスタッフは本当に凄いです。残念ながら、ここは圃場があまり管理されておらず、農家から原因を聞いたり、励ましたりしました。
17:00
帰り道。今度は農家にサトウキビをもらいました。「今日はどうだった?」と車内で皆と振り返りをしながら、出張先のホテルに向かいます。
18:30
ホテル着。一日外勤が終わるとヘトヘトですが、急ぎの仕事があったので、今日は八時半まで事務作業。部屋に戻るとホッとします。お湯が出ない部屋ですが、汗をかきまくったので気持ちよかったです。
20:30
仕事終わり! このnote書いて、寝ます。おやすみなさい😴
(おわり)
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