うんちにまつわるアレやコレや
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●うんちのカタチ
早速ですが、生き物の「うんち」シリーズ第1弾!
今回は変わったカタチのうんちです。
◎ウォンバットのうんちは、、、
まず紹介したいのが、僕の好きな動物の一つ。ずんぐりとした愛らしい見た目のウォンバットです。
ウォンバットはオセアニア、主にニュージーランドに生息する有袋類です。そうです、オセアニアにはコアラやカンガルーなどの有袋類が有名ですね。そもそも大陸として孤立しているので、オセアニアにはユニークな生き物が多いですね。
ウォンバットの生態については、また別途詳しく紹介するので、今回は早速うんちの話に入ります。
では質問。ウォンバットのうんちのカタチはどんなカタチだと思いますか?
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答え:四角いうんち
◎なんのために四角なの?
四角いうんちをする生き物はウォンバット以外は聞いたことがありません。僕の知る限り。。。
当然、生き物の進化や生態には合理的な理由があります(ない場合もたま〜にありますが)。
諸説ありますが、有力な説は「転がらない」ため、と言われています。
特に動物は排泄物(うんち)を、縄張りの主張や天敵への撹乱、たまに食べたり、など、色々な用途に使います。
動物のうんちの多くは丸いカタチですが、丸いと転がりやすいですね。ウォンバットの四角いうんちは転がらないだけでなく、積み木のように高く積むこともできます。高く積んでどうしたいか、は知りませんが。
◎どうやって四角くなるの?
最近まで四角くなる原理は謎でした。一部では肛門の形状が四角いことで、ところてん方式に四角いカタチで押し出される、とう説もありました。
が、実際にウォンバットの肛門の形状を調べてみると、他の動物と同じような形状のようです。
さて、謎が深まりました。
そしてついに、最近四角くなるの理由が明らかになったのです!
答えは、腸の収縮のようです。
ウォンバットの腸は長く、ひし形のような形状をしているようです。食べたモノが肛門に向かうまでに腸の収縮によって押し出される過程で、四角いカタチになっていくようです。
では、何かしら丸いカタチのうんちが不都合だから四角いカタチのうんちが出せるようになった進化の結果なのか、はたまた最初からそんな腸だったのか、それは謎のままです。
どうですか?可愛らしい見た目に加えて、またまだ謎の多い動物で、興味をそそられますね!
ちなみに、ウォンバットは日本で8頭程度しか飼育されていない珍しい動物ですが、なんとそのうちの半数以上が、大阪府池田市のさつきやま動物園で飼育されています。
さつきやま動物園は日本一狭い動物園としても有名で、入場料無料のため、池田市の人々に愛されているだけでなく、ここで飼育されているウォンバット自体が、実は池田市のマスコットとなっています。
オセアニアの固有種が、日本の街のマスコットになっているのは、なんともおもしろいですね。
以上、うんちシリーズ、ウォンバット編でした!次回のうんちシリーズや、ウォンバットの生態なども紹介していきたいので、ご期待ください!