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【北マケドニア】私流スコピエの過ごし方
スコピエ生活11日目。
3日目あたりから、ようやく慣れて生活を楽しめるようになってきた。
北マケドニア、初めて訪れる国。
首都のスコピエって何だか強そうな名前!って最初は思ったけど、今は印象も変わってきた。
まだここに来る前に、
スコピエに行った事のある人にオススメの場所を聞いてみたら、
「銅像…かな、楽しめるといいね。」と言っていた。あまり楽しめる場所がないところなのかと心配していたが、杞憂に終わった。
私はスコピエを楽しんでいる。
長期滞在だからというのもあるかもしれないので、私の体験したスコピエの楽しみ方をここでシェアしたい。誰かのお役にたてば嬉しいところ。
まずは、おすすめしてもらった場所から
銅像についての感想を(笑)
ガイドブックなどでは必ず載っているだけあって、外れなし。
周辺には美術館、博物館、城塞などもあり散歩するだけでも楽しい。
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ここがおすすめというのも納得。インパクトも圧迫感?もありすぎw
中央広場からオールドタウンあたりを散歩すると、驚くほど多くの銅像に出会う。
来ている衣装や表情、時代、性別、年代も千差万別。たとえば武器を手にした兵士がいたと思えば、臨月を迎えた妊婦がいたり、子供もいれば、動物もいる。
銅像のプレートをじっくりと見てみると、中にはお亡くなりになったのが2000年過ぎの方もいくつか見かけた。この感じだと今後も銅像は増え続けるのかもしれないなぁと思ったりもして…。
とにかく数が多くて「大量」と表現したいレベル。
噴水にも、橋にも、建物にも。
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☆
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橋だけ見ても、台湾の三峡老街にある 「長福橋」の石獅子くらいに石像でいっぱい。
とてもにぎやかな橋。
ここの石獅子を紹介したくてマップを探していたら、
今、クチコミでこの橋が取り壊しになった事を知った。安全上の理由らしい…残念。
スコピエの石像たちの未来は大丈夫だろうか、サイズ大きめで数も多いから心配。
映画のナイトミュージアムみたいに夜になった途端に動き出したら、きっとカオスだろうなぁと想像してにやけてしまう。
続いての楽しみは…
自転車鑑賞(笑)。
ココはサイクリストの街なのがわかる。
週末はもちろんだが、平日でも多くのサイクリストを目にする。
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滞在先の近くに山があって、その山に自転車でアタックする人が多数。
険しい表情でのぼる人もいれば、対向で下り坂をものすごい早さで駆け抜けていく姿も拝める。
毎日外出するたびに、いろんな自転車を眺めては、わぁ!すごい!と拳に力が入り、ひとりワクワクしている。
誰か家に眠っている自転車はありませんか?と毎日念を送っているが
スコピエ住人にはまだ届かないみたい。
みんないいバイクに乗っているし、すんごいタフ。見ていて飽きません。スコピエンチュ恐るべし。
そして
いま夢中になっているのは
トレッキング!
天気がいい日は山の中をウロウロしている。
いつも寝る時には明日も晴れたらいいなぁと思いながら寝ているので
目覚めて空を見上げて空が青かったらウキウキする。
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夫が寒がりなので、だいたい暖かい時間になる午後から出かけるようにしている。
たまたま昨日は別行動の日だったので朝起きてからすぐに山へ出かけてみた。
結果、朝の方が断然よかった。
何がよかったのかっていうと…
お金を拾った。
紙幣(50MKD≒150円)が風でくるくると回って私の目の前に飛んできた。ドッキリの仕掛けかと思ってあたりを見まわし、手にもってその辺をうろうろと落とした人を探してみた。
それでも人がいない。探しに来る人がいるかもしれないと少し待ってみたが、誰も現れない。
落とした人には申し訳ないが、しばらく考えても解決策が思い浮かばなかったのでズボンのポケットにいれることにした。
そして、代わりと言っては何だが、次回のの山登りにはゴミ袋を持って行ってゴミ拾いをして帰ることにしようと決めた。
スタートしてすぐの場所で亀に遭遇。しかも2匹。
ガサガサと草をかき分けて山奥に入っていくところを静かにお見送り。
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心なしか鳥のさえずりも大音量に聞こえるような気がする。誰も見ていないからと思って大声で歌っているんじゃないかな、ごめん私が聞いてる。どうぞ気にせず思う存分歌って下さい。
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ドキッとするほど鳥との距離が近い。目の高さの枝に止まってじっとしていたりする。低空飛行を楽しんでいる所をすみません、横を通ります。
お!っと視界に鳥が現れるたびにスマホを取り出しても、モタモタとカメラを起動している間にささーっと離れていく…の繰り返し、もう撮影はいいやってなるほどに鳥が近く感じた。
下山時には、上ってくる人達とすれ違う。
家についてもまだお昼ってのがいいね。
今度は夕方に行ってみたい。きっと綺麗な夕陽がみれるはず。
暗くなったら山の中の道は避けて、アスファルトの道から遠回りして帰ればいいね。
明日も晴れますように!
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