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心を感じる建物でお茶を カフェ金澤園

海の公園アクアスロン大会(オープンウォーター3000mへ出場予定でしたが結局天候の影響でランに変更)の帰り道、カフェ金澤園によってきました。炎天下の中ランニングをしたので身体が暑すぎる。ということで涼しい場所で休みたいとGoogleMapで検索したら、カフェ金澤園を発見。早速よってみることに。

シーサードライン「海の公園柴口」駅からは徒歩5分ほど。海の公園からはすぐの場所。歩いていくと住宅街の中にカフェが現れます。初めて見るとこれがカフェ?という外観です。

入って食事をしているときここは旅館かなと思っていたのですが、帰宅後公式ホームページを見ると、金沢園の歴史が載っていました。以下公式ホームページからの引用です。金澤園が金沢園になっているのが不思議でした。漢字の表記が変わったのかしら。

旗亭(料理屋、旅館)「金沢園」は昭和5年に開園しました。
当初金沢園は遊園地、割烹旅館として、潮干狩りや海水浴、又貸しボート、釣堀、遊覧船といった海の楽しみ、又四季折々の花を鑑賞できる遊園地や大弓場などのスポーツ施設と、まさに横浜金沢の観光拠点となり、当時のレジャー施設と発展しました。
旗亭「金沢園」は、横浜(現在の桜木町)で営業していた料亭の満月(創業大正5年)が前身となっています。

http://www.kanazawaen.com

歴史ある建物の前にはメニューボードがあったので、入る前にメニューを確認。

メニューよりタルトセットを頼む事に決め、いざカフェ金澤園の引き戸を開きます。

いきなり旅館の光景が目の前に広がります。やはり旅館ですので、靴を脱いで上がります。ビンディングシューズも置いてあったので、ロードバイクで来る方もいるようです。

早速カウンターのある部屋に入ると、まずは料理を注文。私はレモンのタルトとアイスコーヒーを選びました。席は2階もあるようでしたが、1階のテーブル席をお願いしました。

もはや古民家を通り越して、歴史の重みを感じるカフェ。歴史を感じながら席に座りレモンタルトを待ちます。雰囲気を感じているとレモンタルトとアイスコーヒーが運ばれてきました。

見た目に主張しすぎないタルトが良い感じです。早速ナイフとフォークを使って食べると、生地は硬すぎず食べやすい。甘みも控えめで建物の雰囲気とあっているような味でした。アイスコーヒーもタルトの味を邪魔しない。

食事を終えた後は、館内の見学も可能とのことで早速歩き回ってみます。廊下は人一人が通れるような幅。テレビで放送される日本の風景にありそうな感じです。

散策していると恐らく旅館の一室であったであろう部屋も。

子供の頃こんな感じの部屋に泊まったような記憶があります。なんだか急に昔に戻されるような感覚。

後はただ自分の心象風景と共に建物内部の風景を眺めて行きます。

静かな気持ちで館内を見学した後、玄関で靴を履き外に出ました。楽しい時間の旅を味わったような感じ。

都内からは中々遠い場所ですが、心の風景を見れる場所。機会があったらまた訪れてみたいです。

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