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図書学や図書館学に関する用語って、具体的にどんなもの?

こんにちは! デジタルな図書館司書です。
今回は、図書館司書の仕事に欠かせない重要な用語を解説します。


図書館司書の仕事に欠かせない!知っておきたい用語を解説

図書館司書として働くには、図書館で使われる特有の用語を理解しておくことが大切です。図書館には専門的な用語がたくさんあり、それらをうまく使いこなせると、仕事の効率がアップし、利用者へのサービス提供がスムーズになります。でも、難しそうに思えるかもしれませんが、安心してください!一つひとつ順を追って説明していきますので、気軽に学んでいきましょう。

  1.  蔵書(ぞうしょ)と貸出(かしだし)
    まずは、最も基本的な用語から。

蔵書とは、図書館にある本や資料のことを指します。図書館には様々な蔵書がありますが、それらを整理・管理することが図書館司書の大事な仕事の一つです。
貸出は、利用者が本を借りること。図書館に来た人が、読みたい本を借りる手続きが「貸出」です。実際に本を探すときや貸し出すときに、この言葉をよく使います。
たとえば、図書館に新しい本が届いたとき、「この本は新たに蔵書として加えます」と言ったり、利用者が本を借りる際に「貸出の手続きをしますね」と伝えることがよくあります。

2. 分類(ぶんるい)と分類記号(ぶんるいきごう)
次に重要なのが分類です。

分類とは、図書館内の本や資料をテーマごとに整理して、利用者が探しやすくするための方法です。例えば、歴史の本や科学の本など、ジャンルごとに分類されます。
分類記号は、それぞれの本に付けられる番号や記号で、どのジャンルに属しているのかを示します。これによって、図書館内で本を探しやすくなります。
たとえば、「この本は文学の##分類記号##をつけて、文学コーナーに並べます」と司書が言うことで、利用者も本を探しやすくなります。分類記号の理解が進むと、仕事がどんどん効率的になりますよ。

3. 図書館のシステム:OPAC(オーパック)
図書館司書にとって非常に便利なシステムの一つがOPAC(オーパック)です。

OPACとは、図書館の蔵書をコンピュータで検索するシステムのこと。利用者が本を探すときに、パソコンやタブレットで簡単に蔵書の検索ができるようになっています。
例えば、利用者が「歴史の本を探している」と言った場合、「OPACで検索してみましょうか?」と提案し、システムを使ってすぐに希望の本を見つけることができます。OPACを使いこなすことで、より素早く正確な案内ができるようになりますよ。
また、図書館内にある端末を館内OPACと言い、利用者の携帯やパソコンなどから見ることのできるOPACをウェブOPACと言ったりもします。

4. レファレンスサービス
レファレンスサービスは、図書館で利用者に対して提供される情報サービスです。

レファレンスとは、利用者が本を探したり、調べ物をしたりする際にサポートすることです。利用者が質問した内容に対して、必要な情報を提供したり、適切な資料を探し出したりします。
たとえば、「特定の歴史的な出来事について調べたい」と利用者が言った場合、図書館司書は「それについて詳しく載っている本をお探ししますね」と言い、適切な蔵書を見つけるのが##レファレンスサービス##です。このサービスを通じて、図書館は地域社会に貢献する役割を果たしています。

5. 貸出カード予約
図書館で本を借りるときに使う貸出カードや、借りたい本が貸し出されている場合の予約についても覚えておきましょう。

貸出カードは、図書館で本を借りる際に必ず必要になるカードです。これがあれば、借りたい本をスムーズに借りることができます。
予約は、現在貸し出されている本を次に借りたい場合に使います。利用者が予約をして、他の利用者が返却した後に自分の番が来るのを待つことができます。
「この本は今、貸し出し中ですが、予約をしておけば次に借りることができますよ」と、利用者に案内するのが図書館司書の役目です。

6. 閉架書庫開架書庫
図書館には、一般の利用者が自由に本を探せる開架書庫と、特定の資料を管理するための閉架書庫があります。

開架書庫は、図書館内の自由に本を探せるエリアです。自分で本を手に取って読むことができます。
閉架書庫は、利用者が自由にアクセスできない場所で、貴重な資料やあまり利用されない本が保管されています。
利用者が「開架書庫で本を探す」と言うとき、司書は「こちらにある本は開架書庫ですので、自由にご覧いただけます」と案内することが多いです。

資格を活かして図書館司書として働こう!

図書館司書の仕事には、これらの用語をしっかり理解し、使いこなすことが求められます。しかし、難しく感じるかもしれませんが、しっかりと学べばすぐに慣れます。特に、主婦などの方でも、子育てと両立しながら資格を取ることができ、資格取得後には地域貢献にもつながるやりがいある仕事です。

今から始めることで、地域の人々の役に立ちながら、自分のキャリアも広げることができます。図書館司書としての未来を切り開き、知識とスキルを生かした仕事をしてみませんか? 資格取得のサポートはお任せください!あなたのステップアップをお手伝いします。

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