- 運営しているクリエイター
#現代詩
同じ窓 君と見ていた 夕日色
同窓会の帰り道、
君は僕の手をとって、
あの頃、いつもの場所に、行こうと言った。
僕は、動揺を隠しながら、少し照れながら、
君に惹かれるままについていく。
あの頃、毎日のように見た夕日は、
今日も変わらずそこにあって、
当時、付き合っていた頃には、
単なる日常だった海に沈んでいく夕日も、
今となっては、幻想にすら思えてくる。
本当にそこにあったはずなのに、
僕の心も体も、確かに覚えているはずな
同窓会の帰り道、
君は僕の手をとって、
あの頃、いつもの場所に、行こうと言った。
僕は、動揺を隠しながら、少し照れながら、
君に惹かれるままについていく。
あの頃、毎日のように見た夕日は、
今日も変わらずそこにあって、
当時、付き合っていた頃には、
単なる日常だった海に沈んでいく夕日も、
今となっては、幻想にすら思えてくる。
本当にそこにあったはずなのに、
僕の心も体も、確かに覚えているはずな