「大人になってから読む絵本」こどもの日企画 ゲストブログ 齊藤千尋さん😄
ハッピー&パワフルな齊藤千尋さんにゲストとして書いていただきました!
大人になってから読む絵本は奥が深く人生やキャリアライフへのヒントが
いっぱい。今回はユーモラスな愛すべきストーリー💛をお楽しみください。
「ふたりはともだち」 アーノルド・ローベル 著
ストーリー
私のPoint of View
「かえるくんとがまくん」のゆったりとした、暖かく優しい時間が流れる
お話です。
読むだけで癒され、日々の忙しい生活の中で後回しにしてしまっている
大事なことを思い出させてもらえるような作品でした。
はじめに私が気に入ったのは本の佇まいです。
「ふたりはともだち」と題され、柔らかい黄色のベースに森や森にすむ
仲間、彼らの住まいが優しく描かれており、
その場の空気やにおいを感じるような本の佇まいに、自分も絵本の世界の
住人になったような気分になりました。
この絵本では、性格も価値観も違うふたりが、お互いの主張をしっかりと
伝えあい、時にぶつかりながらも、
ただただ寄り添い、ふたりだけの心地よい距離を作り上げていく様子が
描かれています。
そのやり取りに、当たり前だけど現代ではなかなか難しいとされている
"思いやり"を感じました。
毎日の中で、仕事のことや将来への漠とした不安をあれこれ考えるのに多くの時間を割いています。
決して悪いことではありませんが、実は本当に大事なのは、
「今、目の前にある"当たり前"に感謝し、常に思いやりの気持ちをもって
丁寧に取り扱うこと」だと思います。
家族や自身が健康であること、友達がいること、仕事があること
生かされていること…。
いつも余裕がなく、時間に追われ、"当たり前"に対し、
おざなりになっていることも多いような気がします。
特に、コロナ禍、他者との接点が制限され、関わり合いが億劫になって
きている自分もいましたが、
この絵本を読んで、大事な友達に会いたくなりました。
私には2歳になるダウン症児の息子がいます。
普通の保育園に通っていますが、同じクラスの子と比べ、体格も筋量も
小さいため、成長速度が少しゆっくりです。
保育園生活に関して少し心配もありましたが、保育園ではたくさんのお友達に囲まれ楽しい時間を過ごしています。
息子の手を取りゆっくり歩いてくれたり、給食の時間には息子の隣の席を
希望するお友達がいたり、
息子が課題を終えるまでクラス全員が応援してくれたり、体調を崩し
長く休むと「先生、●●くんは??」と
毎日気にかけてくれるお友達もいるそうです。
息子は周りのお友達に思いやりをもって接しているだろうかと園長先生に
尋ねると
「●●くんがいることで、周囲の子の成長にもとてもいい影響を与えている。むしろ中心人物ですよ。」
とおっしゃってくださいました。
大人が心配する必要などなく、彼らは彼らの居場所で、彼らのペースで
ゆっくり友達になっていくのですね。
かえるくんとがまくんのように。
もう少しお兄ちゃんになったら読んであげようと思います。
齊藤千尋
with all of my thanks & friendship💛
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