フリーランス卒業!4月から正社員になります
こんにちは!まきです。
2021年4月にフリーランスになって、あっというまに丸3年が経ちます。
フリーランス4年目に突入するこのタイミングで、フリーランスをやめて正社員として働くことに決めました。
私がフリーランスをやめると決めたのは、当初メリットだと感じていたことをデメリットに感じるようになったからです。
フリーランスのメリットって、デメリットと背中合わせというか、本当に表裏一体だなと感じています。ライフステージや価値観、そのときの状況によって、どちらにもなるなと思います。
この記事では、私がフリーランスをやめる理由を書きます。
今日の内容はあくまで私個人の意見なので、ひとつの例として読んでいただけたら嬉しいです。
フリーランスに魅力を感じなくなった
私がフリーランスをやめると決めた理由は、一言でいえばフリーランスとしての働き方に魅力を感じなくなったからです。具体的には以下のようなこと。
①会社に縛られない働き方
フリーランスって本当に自由です。働く場所や時間はもちろん自由、どの仕事を請けるかも自由。それが魅力のひとつだと思います。
会社に縛られない働き方がしたくてフリーランスを目指す人も多いと思いますし、私もそうでした。
が、この自由で束縛されないというのは、働く側だけでなく、フリーランスに仕事を依頼する会社にとっても同じなんですよね。
フリーランスには、労災も法定労働時間も最低賃金もありません。
いろいろな制度を調べれば調べるほど、会社員って本当に恵まれていたなと感じます。法律がちゃんと守ってくれています。
フリーランスはすべてが自己責任。自分が働けなくなったときのリスク管理も備えも、全部自分でする必要があります。
結婚してライフステージが変わったこともあり、会社員とフリーランスの社会保障の差が以前よりも気になるようになりました。
②好きな時間・場所で働くこと
フリーランスになって、言葉どおり好きな時に好きな場所で働けるようになりました。(といっても、会社員のときからフレックス&フルリモートだったので、わりと自由だったのですが…)
会社に所属していたときは、勤務時間がおおよそ決まっていましたが、それもなくなりました。
私は常に家で仕事をしていたので、仕事とプライベートの境界線はほぼゼロ。さっきまでソファでダラダラしていたのに、通知をみて3分後にはデスクでパソコンを開いていたり。
自分で上手に切り替えができればいいのですが、生活空間と仕事空間が同じなので、どうしても境界線が曖昧になっていました。
仕事そのものは好きなので、最初はストレスに感じなかったのですが、最近は仕事と私生活をちゃんと分けたいと感じることが増えていました。
③一人で働くこと
組織に所属しないフリーランスは、たしかに人間関係の悩みってないです。私はもともと一人が好きなタイプなので、一人で黙々と仕事をすることも合っていたと思います。
が、3年もそんな生活をしていたら、なんだか物足りなく感じるように。やっぱり人間って社会的な生き物なんだなと感じます。
フリーランスとはいえ、私は同じメンバーで仕事することが多く、人と定期的に話す状況ではありましたが、なんだか物足りない。
思い返してみれば、今まで会社において人間関係の悩みってあまりなかったなと思い、今の私には一人で仕事するメリットってそこまでないかも?と気づきました。
フリーランスになってよかったこと
いろいろ書きましたが、フリーランスになったことは一度も後悔していないし、よかったことももちろんあります。
仕事の目的を見つけられた
フリーランスになるまでの過程やフリーランスになってからの3年間の中で、自分は仕事を通して何を実現したいのか?仕事をする目的のようなものが見えてきました。
「私は何のために仕事をするのか?」という質問に答えられるようになったことは大きな収穫です🧑🏻🌾
ちなみに私が仕事をする目的は、楽しく働く人を増やしたいから。そのため、そこにつながるかどうかが仕事選びの基準です。
働く人の役に立てる仕事をこれからもしていきたいと思っています。
自責思考が身についた
フリーランスになり、何もかも自分で選択するようになりました。となると、現状に不満がある場合も「でもそれを選んだのは自分だよね?」となり、他人や環境のせいにしなくなります。
会社員だったときよりも「自分で選んでいる」という意識が強く、すべてが自己責任な生活をしていたこともあり、自責思考がかなり染みついた気がします。
自責が強すぎるとそれはそれで苦しいこともあるので、自責と他責のバランスが大事ではありますが、基本的なスタンスとして必要だと思っています。
結局は自分が何に重きをおくか
会社員もフリーランスも、どちらにも良さがあります。自分は何を優先したいのか?何が大事なのか?によって、メリットにもデメリットにもなります。
そのため、数年後にまたフリーランスに戻る可能性もゼロではないです。
「会社に縛られない働き方」というより「会社に依存しない働き方」をこれからも実現していけたらいいなと思います。
今後も自分にしっくりくる働き方を模索していきます!
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