ニーズやトレンドなどの外部の情報は、企業内に居てはわからない。集める仕組みがビジネスパーソンには必要だ。 9月25日 Controls Should Focus on Results 成果のためのデータ
9月25日 Controls Should Focus on Results 成果のためのデータ
今日のテキストも #マネジメント -課題・責任・実践 39章 #管理手段と管理と経営者 1974年版だと 下巻 200〜201ページ #管理手段は成果に焦点を合わせなければならない より
#ドラッカー は、
と記して、
外部からの情報を受け入れ、その情報に対してフィードバックする、そういう組織だったり、機能を組織がもつべき、としている。
現在のSNS全盛の時代になって、外部からの情報はかつてよりもかなり入りやすく発信もしやすいように感じます。もちろんSNSだけでなく、アナログな情報も大切です。特に、地方の高齢者向けにビジネスをされている場合は、電話、お手紙といった紙情報や音声情報もフィードバックとして必須です。あるいは、ライブで話す機会も。社外にあるニーズやお困りごとは、社内にいてもわかりません。客先での対話やちょっとした会話によって、社会のニーズや流れを感じることがマーケッターのみならず、多くのビジネスパーソンにとっては必要な感性と思います。
一例として、NHK党が毎週行っている公開記者会見は、組織が情報発信とフィードバック受信するユニークなやり方の1つではないかと思います。同党は、コールセンターを設けており、NHKの受信料金の相談窓口にもなっているといいます。そのコールセンターで、国民のお困りごとをヒアリングして、政策や国会質問などに反映させているというのです。国民の声を聞き、政策提言、国会質問によって、法律改正や政令によって現実を改善する活動もしているそうです。
NHK党というと、どちらかといえば、下品な街宣活動や政見放送がお馴染みなので、単なる賑やかし、悪趣味で、マトモな政党でない、という印象でしたが、なかなかどうして、少数政党とはいえ、有権者に対しきちんと政党活動を行なっていることがこうした記者会見ライブでわかります。
むしろ、既存の与野党や国会議員が、業界団体の長や市町村からの誰それと会った、陳情を受けた、というレポートをしていることが多いわけですが、実際のところ、そういう陳情を受けた特定の団体や組織のために政治を行なっていて、国民全体、国家全体にとってはプラスかマイナスか、その辺りが不明確です。
与野党が国家課題において、解決とはつながらない揚げ足取りの議論ばかりが繰り返されている国会討論を見るにつけ、話し合いの不毛さを感じます。
国民の声、陳情もオープン、返答もオープンのように感じられる同党のやり方は、これからますます進むように思います。
#今日の組織が最も必要としているものが外部に向けた感覚器官である 。
ACTION POINT
#顧客満足 、 #購買行動 、 #技術進歩 、 #競争状態 、 #政府政策など 、
#外部の世界についての情報システムを構築してください 。