【山梨県②山梨県立考古博物館】 縄文の国、山梨県
山梨県滞在の続きです。
初日に西湖でクニマスを見た後、甲府市内に戻る途中にある「山梨県立考古博物館」に立ち寄りました。
山梨県立考古博物館は、山梨県内で多数発掘される石器や土器などを収集して展示している施設です。旧石器時代から奈良時代までの考古学的な資料が多数展示されています。
正直に言うと、山梨県の考古学的な状況について前提知識をほとんど持たずに、この博物館に立ち寄りました。しかし、その資料の豊富さとバリエーションの豊かさにはとても驚かされました。
発掘された土器の数はとても多く、山椒魚(サンショウウオ)の形をした独自の紋様が描かれた「山椒魚文」もあり、甲府盆地を中心として、古代から現在に至るまで多くの人々が暮らしていたことが分かります。
実は、山梨県における古代遺跡の数は、全国でも有数の多さということです。特に縄文時代の遺跡は県内に約1,900ヵ所もの遺跡が確認されていて、それらの遺跡から、多数の遺構が発見されているそうです。
多数の展示物に終始圧倒され、前提知識なしで立ち寄った自分を少し恥じました(笑)
また、「山梨県立考古博物館」の周辺には古墳時代に建造されたとみられている多数の古墳があります。これらの古墳は「甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園」として、整備されていました。
いくつか古墳の場所にも行ってみましたが、綺麗に整備されていて非常に楽しめました。(天気が良くて気温が高くバテましたが笑)
何気なく立ち寄った「山梨県立考古博物館」ですが、想像以上の展示物の豊富さと遺跡の数の多さに驚き、非常に楽しめました。
山梨県って中世以降の歴史しか知らなかったのですが、古代の山梨県についても興味が沸く施設でした。
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