稲垣湧斗

好きなこと、興味あることが多すぎる!!日々気になったことを記事にしていきます。 サッカー、歴史、宇宙、ラジオ、魚の話題が多いです。 大学院卒業後、大手銀行系システム会社、転職してSEを経験。2021年よりフリーランスとして活動。

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【お魚豆知識#2】魚のタテ縞・ヨコ縞ってどうやって見分けるの?

生き物の中には、縞模様をもつ生き物って意外と多いよね〜 縞模様の生き物と聞いて、真っ先に思いつくのはシマウマ!! このシマウマの縞模様はタテ縞・ヨコ縞、どちらだろうか? 実はシマウマの縞模様は動物学上、ヨコ縞に分類されている。写真だけを見るとタテ縞に見えてしまうが、逆だったりするのだ。 ● 魚の縞模様はどちらがタテ?ヨコ?シマウマ同様に、色々な縞模様をもつ生き物にタテ縞・ヨコ縞論争がある。今回は魚におけるタテ縞・ヨコ縞の見分け方を紹介しよう。 今回、例として紹介する

    • 【山梨県②山梨県立考古博物館】 縄文の国、山梨県

      山梨県滞在の続きです。 初日に西湖でクニマスを見た後、甲府市内に戻る途中にある「山梨県立考古博物館」に立ち寄りました。 山梨県立考古博物館は、山梨県内で多数発掘される石器や土器などを収集して展示している施設です。旧石器時代から奈良時代までの考古学的な資料が多数展示されています。 正直に言うと、山梨県の考古学的な状況について前提知識をほとんど持たずに、この博物館に立ち寄りました。しかし、その資料の豊富さとバリエーションの豊かさにはとても驚かされました。 発掘された土器の

      • 【山梨県①:西湖】奇跡のクニマスの地へ

        1週間ほど山梨県に滞在していました。 山梨県は、東京から電車を乗り継いで3~4時間ほど行けます。 非常に身近な県ではありますが、実はあまり訪れる機会がありませんでした。 そんな身近にありながら縁遠かった山梨県を訪れようと思ったきっかけが、以下の本を読んだことでした。 この本は、山梨県にある西湖で見つかったクニマスという魚について、その発見に携わった京都大学の中坊徹次教授が書いた本です。 クニマスは元々秋田県の田沢湖のみに生息していた固有種でした。しかし、過去の開発によ

        • 【水族館】島根県立宍道湖自然館ゴビウス

          日本を代表する汽水湖の一つでもある宍道湖。 そのほとりにある小さな水族館、「島根県立宍道湖自然館ゴビウス」に行ってきた。 島根県は斐伊川を代表とする淡水、宍道湖を代表とする汽水、中海を代表とする海水の環境があり、それぞれ生態系の異なる生き物がいる。 今回訪れたゴビウスは、その環境の強調した非常に魅力的な水族館だったね。 施設の面積はそれほど広い施設ではないけど、身近な生き物を大切にする姿勢や、環境の違いを意識した展示(宍道湖と中海にそれぞれいる生き物を並べて展示)は非常

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          【読書】家からみる江戸大名 -徳川将軍家 総論編-

          江戸時代の社会構造を語るときによく言及される「家(イエ)」の形成という概念。やっぱり興味深いね。 この「家(イエ)」という概念に注目した書籍、「家からみる江戸大名 -徳川将軍家 総論編-」(野口朋隆 著:吉川弘文館)を読んだ。 本書は、江戸幕府を開いた徳川家を中心として、その周囲にいる親戚や家臣団の変化に注目した書籍だ。主に3代将軍 徳川家光から4代将軍 徳川家綱までに注目して書かれている。 この時期は、徳川家という「家(イエ)」の組織構造が決まってきた時期だ。 - 親

          【読書】家からみる江戸大名 -徳川将軍家 総論編-

          【読書】賃金の日本史

          古代から現代にかけて、日本人の賃金はどのように変化してきたのか? 賃金という概念はいつ・どのように誕生したのか? そのような疑問に対して、文献に残された賃金の痕跡を整理した「賃金の日本史 -仕事と暮らしの一五〇〇年-」(高島正憲 著:吉川弘文館)を読み返した。 この本は、個人的に、昨年読んだ本の中で最も印象に残った本だ。 貨幣という概念が登場して衰退していった平安時代以前。 宋銭の流入により貨幣の使用が定着した鎌倉・室町時代。 貨幣の使用が一般的となり、あらゆる経済

          【読書】賃金の日本史

          【鹿島】新国立で初の試合観戦!白熱の試合を制す!

          白熱した熱戦を見ることができた。昨日、Jリーグ第17節、鹿島アントラーズ vs 横浜Fマリノスの試合を現地で観戦した。 舞台は東京の新国立競技場。鹿島ホームの試合で、52860人もの観客が詰めかけたこの場所は、まさに熱狂の渦に包まれていた。 試合は3-2で鹿島が見事勝利することができた。 前半はマリノスに先制され、あわや2点目が決められそうなチャンスも作られるなど、非常にハラハラした。しかし後半になると、鈴木優磨選手、濃野公人選手、関川郁馬選手が立て続けにゴールを決め、

          【鹿島】新国立で初の試合観戦!白熱の試合を制す!

          【読書】徳川忠長~兄家光の苦悩、将軍家の悲劇~

          先日、江戸幕府の成立過程で繰り広げられた壮絶な「権力争い」に関する書籍「徳川幕閣」を読んだ。 この本の感想は上記の記事でまとめているが、本の中で繰り返された「権力争い」の中で、個人的に気になった人物がいる。 2代将軍 徳川秀忠の三男でありであった、徳川忠長(ただなが)だ。 徳川忠長は、慶長11年(1606年)に誕生した。兄に3代将軍となった徳川家光をいて、年の差は2歳だったとされる。 この徳川忠長は、兄の徳川家光に対しては強烈な対抗心があったとされ、常軌を逸した行動に

          【読書】徳川忠長~兄家光の苦悩、将軍家の悲劇~

          【J1 第13節】セレッソ大阪×ヴィッセル神戸

          J1上位同士の試合をDAZNで視聴した。 セレッソ大阪は直近5試合で1勝2分2敗。ヴィッセル神戸は直近5試合で4勝1敗と、チームの調子は対照的な状況での試合となった。 1. 前節の試合まずは、前節の試合を振り返る。 セレッソ大阪はAWAYでガンバ大阪と大阪ダービーを戦った。 この試合はセレッソ大阪が主にボールを握るが、ガンバが鋭いカウンターでチャンスを作る。 怪我人が出たこともあり、苦戦したセレッソ大阪は、ビルドアップのミスから、ガンバ大阪の宇佐美貴史選手にミドルシュー

          【J1 第13節】セレッソ大阪×ヴィッセル神戸

          【読書】江戸城の土木工事

          先日、徳川家康のもと江戸時代の政治体制が構築される経緯の本を読んだ。 1603年から始まる江戸時代は、安定した政治体制に支えられて、江戸という田舎町が日本を代表する都市へと発展した時代でもある。 先日、その江戸という都市が発展した経緯を追った書籍、「江戸城の土木工事」(後藤宏樹 著: 吉川弘文館)を読んだ。 江戸時代以前の江戸の町は、広大な干潟が広がる湿地帯だったとされる。海は今よりも内陸側にあり、日比谷(江戸城の東側)あたりまで海だったとのことだ。人口も少なく、非常に

          【読書】江戸城の土木工事

          「マリウポリの20日間」を観てきた。 コメントは何もない。 ただ、目を逸らさないように観てきた。それだけです。

          「マリウポリの20日間」を観てきた。 コメントは何もない。 ただ、目を逸らさないように観てきた。それだけです。

          【読書】大久保利通~「知」を結ぶ指導者~

          数年前、鹿児島を訪れた時、タクシーの運転手さんに「鹿児島だと大久保利通は人気ない。」と教えてもらった。詳しく聞いたところ、鹿児島の人は大久保利通のことを、西郷隆盛を裏切った人物とみている人が多いらしい。(昔の話かもしれないけど笑) 実際に、鹿児島市の甲突川横にある大久保利通像が完成した時、その像に向かって卵を投げつけたという話もあるくらいだ。(何でみたのか忘れてしまったので、記憶違いだったら申し訳ない) そんな、明治新政府の最大の功労者でありながら、非常に嫌われた大久保利

          【読書】大久保利通~「知」を結ぶ指導者~

          【読書】徳川幕閣

          時代の移り変わり、新体制の構築期では、多彩な人物の壮絶な「権力争い」がしばしば起こっている。一昨年話題になった、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも執権の北条氏が権力を握るまでの「権力争い」が描かれた。 こういった時代の移り変わりでは、壮絶な「権力争い」を繰り返しながらも、新体制の「骨組み」が構築されていく。この現象は、様々な時代や国で共通してみられる印象だ。 そんな時代の移り変わりの大きな「権力争い」の例として江戸時代が挙げられる。多くの人が知っているように、江戸時代は、徳

          【読書】徳川幕閣

          「イワシとニシンの江戸時代」読了 めちゃくちゃ面白くて、1日で読み切った! イワシとニシンの「生態・成分」によって、江戸時代の物流・経済構造・農業が影響受けるのが凄すぎるね。 今月読んだ本で1番の当たり! もっと調べたくなる本でした。

          「イワシとニシンの江戸時代」読了 めちゃくちゃ面白くて、1日で読み切った! イワシとニシンの「生態・成分」によって、江戸時代の物流・経済構造・農業が影響受けるのが凄すぎるね。 今月読んだ本で1番の当たり! もっと調べたくなる本でした。

          【ドレッドノート】国際政治関係の書籍が豊富なブックカフェ

          とてもワクワクする空間で、楽しかった。 東京の清澄白河にある、ドレッドノートという喫茶店に行ってきた。 所謂、ブックカフェという形式の喫茶店で、店内は書籍がびっしりと積まれている。 このドレッドノートは、国際政治関係の書籍が多いことで有名な店舗だ。国際政治の研究者で有名な方も、しばしば、ここで講演を開催していたりする。(小○悠さんとか、君○直隆さんとか笑) 書籍も専門性が高いものが非常に多く揃えていて、色々とパラパラみながら、時間を過ごす事ができた。 書籍を眺めている

          【ドレッドノート】国際政治関係の書籍が豊富なブックカフェ

          【読書】田沼意次の時代

          歴史を勉強してると、時々「この人、必要以上に悪く書かれてるな〜」と思う人物に出くわす。 そんな悪く言われる人物の筆頭として、江戸時代中期の政治家「田沼意次」が挙げられるだろう。 田沼意次は、江戸幕府将軍、9代徳川家重と10代徳川家治の時代の政治家だ。側用人と老中を歴任し、その時代の政治の中心にいた。 一般的には、賄賂政治の権化として悪名高い人物でもある。 そんな田沼意次についての有名な書籍である「田沼意次の時代」(大石慎三郎 著)を読んだ。 本書籍は、江戸時代研究の第

          【読書】田沼意次の時代