読書によって自己肯定感が高まる理由『自己肯定感を上げる OUTPUT読書術』を読んで
アバタローさんの本、『自己肯定感を上げる OUTPUT読書術』という本を読みました。
今回はこの本から「なぜ読書によって自己肯定感を高めることができるのか?」という部分を自分なりにまとめてみました。
肝心の『OUTPUT読書術』の具体的な方法に関しては今回は触れていませんので、その点はご了承ください。そこが気になるんだよ!という方は、ぜひその目で本書を読んで確かめてみてくださいね。
成功体験を繰り返せる
人は何かを達成することによって自信を高めることができます。
その成功体験の大小にこだわる必要はなく、小さな成功体験をコツコツと積み重ねることで、着実に自信はついていくとのこと。
そこでなぜ読書なのかというと、読書を習慣にしていれば、本を1冊読み終えるという成功を繰り返し体験できるからですね。
成功体験の繰り返しが自信につながり、結果として自己肯定感が上がっていくということです。
読書の記録を残しておこう
自己肯定感を高めるための一工夫として、読書ログを残しておくことが本書ではおすすめされています。
読んだ本のタイトル、読み始めた日と読み終わった日、率直な感想などを簡単にまとめておくだけでOK。
あとで振り返ったときに、自分の成長具合が可視化されるというのがポイント。
人はつい他人と比べて自分はどうであると判断して、場合によって一人で勝手に落ち込んでしまうものです。
しかし過去の自分と比較し、自分の成長具合を実感できれば、他人と比べるまでもなく自信をつけることができます。
読書ログを残し、過去の自分はどうだったのか?という比較対象を自分で用意しておくことが大切なんですね。
誰かの意志ではなく、自分の意志で決められる
自分にとって大切なことを、自分の意志で決められるという手応えや感覚は「自己決定感」と呼ばれていて、これを満たすことが自己肯定感を高める重要な要素なのだそうです。
読書においては情報の取捨選択が自己決定感を満たすポイントです。
著者の主張を鵜呑みにするのではなく、『これは自分にとって重要な情報だろうか』と、自分の頭で考えながら取り込む情報を選ぶ。この過程が大切なのです。
自分にとっての正解を自分で決めることとも言えます。
「何の本を読もうかな?」と考えるところから、すでに情報の取捨選択は始まっています。読書の習慣はそれ自体が「自己決定感」を満たす行為なのだと言えるのかも知れません。
以上が「なぜ読書によって自己肯定感を高めることができるのか?」のまとめでした。
今回は自己肯定感が高まる理由だけに着目してnoteを書きましたが、本書のもっとも重要な部分はアウトプットに関する情報なのだと思います。
また別のnoteでそのことについて書くかも知れませんが保証はできませんので、アウトプット読書術について知りたいという方は是非この本を読んで確かめてみてくださいね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!