おすすめのAudible番組を紹介するよ #週報「だれかにあのね」 #13
こんにちは。今週のできごとをお伝えします。
おすすめのAudible
歩いている時やドライブしている時、音声配信を聴いています。
ラジオも聴いているのですが、最近特によく聴いているのがAudible。Audibleは、本を朗読で聴けるサービスなのですが、実はオリジナル番組がAudibleにも配信されているのです。
今日は、その中でおすすめの番組を紹介したいと思います。
こちらです。
TBSラジオで放送されている「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」のAudible版です。
脚本家の宮藤官九郎さんが、毎週いろいろな職業の方々のグチを聞くというこの番組。「コールセンター」「映画予告編制作者」「食品表示作成者」など、あまり知らない職業だったり、はたまた「離婚した人」といった方たちのグチを赤裸々に聴けます。
このAudible版では、ラジオではカットされた部分も含まれているので、一層ディープなグチを聴くことができます。
このグチを聴く番組。聴いているとどこか自分が励まされるのです。番組内で、仕事の大変なことやつらかった時のエピソードが繰り広げられるのですが、「それでもなんとかやっていけてます」というのがゲストの方々から伺えて、「自分も頑張ろう」と思えるのです。
そして、それらのグチに対して、宮藤さんが「そうなんですねぇ、そうですよねぇ」と、いつも遠すぎず、かといって近寄りすぎない感じで聴いているのがとても良いです。
みなさんも是非聴いてみて下さい。
あと、この番組でおすすめなのが、月1回、Audibleでしか配信されない特別回「大渋滞」です。
これ、なにかというと、宮藤さんと女優の伊勢志摩さんが、映画についてまとまりなく話していく月イチ番組です。
毎月、テーマを決めて話しているのですが、まずそのテーマが面白いです。
「北村有起哉映画祭」「筒井真理子映画祭」「山田洋次映画祭」といった、一人の俳優や監督を取り上げ、その人の出演作や監督作について話したり、時には、「号泣映画祭」や「春の濡れ場祭り」など、攻めたテーマで話しています(笑)。
そういったテーマについて、宮藤さんの言いたいことが渋滞してほとんど伝わらなくなりながら、伊勢さんの言いたいことが急ハンドルノーブレーキで突進していく感じがたまらないです。
いつも、この月1回の配信を楽しみにしています。気になった方は、こちらも聴いてみて下さい。
本当はもうひとつ好きな番組があるのですが、長くなってしまったので、次回にでもお話ししますね。
『ルビンの壺が割れた』を読んだ
小説『ルビンの壺が割れた』を読みました。
メッセンジャーでの男女のやりとりを描いた、往復書簡のような小説。最初は「錦繍」のような感じなのかなと思って読み進めていました。
ただ、どこか感じる気持ち悪さ。異様な気持ち悪さ。「これは何だろう?」という思いが湧き出し、一気読みでした。伏線が張り巡らされているという感じではないですが、そういったことより「真相を早く知りたい!」という気持ちでした。
そして、最後の言葉が強烈で痛快でしたね。読後、どこかスッキリさもありました。おすすめです。
今週も読んで頂きありがとうございました!