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やりたいことリストを潰す

4年ほど前、奥野一成さんと何人かで海士町に行った時、一冊の本を紹介してもらった。

経営コンサルタントである、大前研一さんの「遊ぶ奴ほどよくデキる」という本だ。海を通じた町おこしの文脈だったと思うが、色々な人たちが海を愛して、海と遊ぶ。その素晴らしさを奥野さんは語られていて、僕も海と遊びたい。

おぼろげながらに、そんなことを思った。

その時の象徴的なお話として「ばんや」というレストランについてを語っていた。

大前研一さんの著書でも下記紹介がある。

「東京湾の入り口近くにある千葉県の保田漁港には、地元の漁業協同組合が経営する「ばんや」というレストランがあり、漁師が獲ってきたばかりの新鮮な魚を調理して出している。漁港に船を停められるので、私もそのレストランはよく利用している。」

遊ぶ奴ほどよくデキる (小学館文庫 お 1-3):大前研一さん著

翌年、コロナの只中で友人からの誘いでヨットをはじめた。

その時に、保田漁港に行く。魚を食べる。

僕のやりたいことリストに載った。

帆船の甲板より

たまたま、会社の先輩から接待で船を出すので手伝ってくれと言われてクルーとして乗船。行き先は風向きで決めるとの話を聞いていたが、その日の風向きから選ばれた行き先は保田漁港。

貨物船舶と並走

初めて、浦賀水道航路を横切った。

ばんやが見えてきた

たまたま訪れた、「やりたかったこと」がやれた日。

保田漁港(海の駅)

クレーンには「ばんや」の文字。

帆船を停泊させて上陸

ジリジリと暑い日だった。
着岸後は、組合・ばんやで入港手続き。

入港受付

ばんやは大盛況。たくさんの人がお店の前で待っていた。

ばんや

はとバスのツアーもあるようだ。

はとバスツアー

刺身にありつく。美味い。

刺身定食

保田漁協直営のお土産物屋さん。

保田漁協の直営

滞在時間は1時間ほどで、油壺に向けて帰る。

保田漁港

少し散策して、出発。

海は右側通行

たくさんの船とすれ違った。航路の選定も経験がないとできない。

城ヶ島大橋の下をくぐる

やりたいことリストの一つを黒く塗りつぶした日になった。

夏の思い出。

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