ストレスを紐解いてみよう！

イランカラﾌﾟテ

以前、ストレス要因とストレス反応というのをお伝えしました。

今回はストレスがどうやって引き起こされるのかを紐解いていきます！

体重を増やすにも、バストアップやヒップアップにもストレスは厄介なので知っておいてほしいですね。

少し専門的な話しになってしまいますがご了承ください。


まずはストレスのメカニズムからです。

ストレス要因によってストレスを受けると、脳の一番外側にある大脳皮質という所に刺激が行き負担の大きさや困難性、苦痛の程度などを評価します。

それらの情報が大脳皮質の内側(下側)にある大脳辺縁系に伝わり、そこで神経細胞が刺激されノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニン、などの神経伝達物質が作られ不安や悲しみなどの感情を引き起こします。

神経伝達物質が作り出されなかったり伝達されなかったりするとうつ病や不安障害などのメンタル面に悪影響が出てきます。

大脳辺縁系での刺激は今度、大脳辺縁系の内側(下側)にある視床下部という所に伝わり、自律神経系、内分泌系、免疫系、に反応が起こります。

ここまでをざっとまとめると、

ストレス要因が来る→大脳皮質で認知•評価をする→情報が大脳辺縁系に行く→神経細胞が刺激され神経伝達物質が作られ感情を引き起こす→刺激が視床下部に行く→自律神経系、内分泌系、免疫系、に反応が起こる

ということになります。


自律神経系には交感神経系と副交感神経系が含まれていて、心臓や肺の機能、胃腸の機能、エネルギー調節に支障をきたし、過敏性腸症候群、胃や十二指腸潰瘍を引き起こします。


内分泌系には脳下垂体と副腎皮質•髄質が含まれていて、脂質代謝、凝固能の亢進、糖の産生に支障をきたし、心筋梗塞や糖尿病を引き起こします。


免疫系にはリンパ球やNK細胞などが含まれていて、免疫機能に支障をきたし、感冒や気管支炎、慢性扁桃炎、ガンの発生•成長促進などを引き起こします。


痩せ型の人は自律神経系に影響が出ることが多いですね。

胃と腸ですからね。

それと体調があまり良くないというのも免疫系にダメージを負っていることも考えられます。


専門的な話しになってしまいましたが、ストレスのメカニズムはいかがでしたか？

色々と繋がっているんですよ。


ではまた。

すべての出来事には理由がある

カント オﾛワ ヤク サｸ ノ アランケﾌﾟ シネﾌﾟ カ イサﾑ

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