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ベビーヨガとベビースイミング 通わせてとっても良かった話 #育児日記
ベビーヨガとベビースイミング。
自分自身が経験者ということもあって、妊娠中から必ずやろうと決めていた。
娘の発達にいい影響があればうれしい。でも、それ以上に、遊びの一環として、生活のスパイスになればと思っていた。
それぞれのレッスン内容は後述するが、結果的に両方習わせてよかった。その理由は、ヨガもスイミングも同じだ。
遊びのレパートリーが増える。
体遊びの時に、どの範囲、強度まで子ど体を動かしていいかが学べる。
月齢の異なる子どもたちがたくさんいて、親子とも良い刺激になる。
専門のインストラクターがいる安全な環境で学べる。
特に、「この月齢でも、こんなにアクロバティックに遊ばせていいんだ!」と学べたのは大きかった。ヨガでは抱っこしながら逆さまにさせるし、スイミングは初回から水の中にボチャン。赤ちゃんの高い身体能力を正しく理解せず、ちまちました遊びばかりさせていたこれまでの自分を、深く反省した。子どもの持つ可能性は、想像以上に高いのだ。
以下、私が通う(通っていた)ベビーヨガ、ベビースイミングの内容まとめ。
ベビーヨガ
先に始めたのはベビーヨガで、首が座った生後3か月半から復職するまでの約3か月間通った。レッスンは1時間あり、最初の30分が親子でのアクティビティーで、後半30分がママ向けのヨガという構成だった。
ヨガというより、ふれあい遊びに近いかもしれない。中には、寝転がって飛行機をしてあげたり、肩に乗せた赤ちゃんの脚をつかんで逆さまにさせたりと、「え、生後3か月でもうこんなことまでしていいの?」というアクティビティーがいくつもあった。
もちろん、首がしっかり座っているのが前提で、怖ければしなくていい。それでも、おそるおそるやってあげると、娘はキャッキャと声をあげて喜んだ。あまりに嬉しそうなので、今までのびのび体を動かしてあげられなくて、逆に申し訳ない気持ちにすらなった。
レッスンは予定の時間に始まらないし、ママのヨガの時間は子どもたちが遊んだりぐずったりと賑やかなので落ち着かない。それでも、自由に過ごす子どもたちをやさしく見守る先生やママたちの寛容さもまた、私は好きだった。機会があったら、成長した娘を連れてまた顔を出したい。
ベビースイミング
ベビースイミングは生後6か月を迎えてすぐに始めた。6か月〜3歳までが対象で、クラス自体は週3回あるけれど、わが家は共働きのため土曜日のみの参加。土曜日はパパの参加率が高く、パパの方が多いのではと思うくらい。わが家も、夫と私とが週替わりで通っている。
陸上で準備体操をしてからプールに移動する。プールでのアクティビティーは、基本親が抱き上げた状態で行う。水に浮かぶボールを拾うことから始まり、水中で高い高いをしたり、プールのヘリに座らせた子どもを前傾姿勢にさせて親の胸元に飛び込ませたりする。
「水慣れ」や「泳ぎの基礎づくり」だけにとらわれない遊びもある。例えば、プールのヘリをタッチしながら横移動するアクティビティー。日常生活で触れる機会の少ない、ザラザラした感触を通じて脳に刺激を与える目的があるという。ベビースイミングという枠の中で、そんなこともできるのかと変に感心してしまった。
娘はもともと水を怖がらないので、スムーズに馴染んでいった。ただ、当初の手足をジタバタさせている姿は、楽しいというより必死感が強かった。不安でコーチに聞いてみたら、「泣いていないから嫌がってはいないですよ!」らしい。実際、始めて2か月ほど経つと、笑顔でバタバタ水かきするようになった。
ジャンプできる月齢の子たちは、プールサイドから自らボンボン飛び込んで、とにかく活発だ。一方で、黙々とジョウロで水をかけてみたり、プールサイドに上がっておもちゃのフィギュアで遊んでいる子もいて、それぞれの子どものペースが尊重されていると感じる。
アクティビティーの内容はもちろん大事。だけれど、ヨガにしても、スイミングにしても、一人一人の子を見守るあたたかな雰囲気が、娘を通わせて良かったと感じさせる一番の理由かもしれない。