大袈裟な天国と地獄
ふるさと納税を2020年末までに申し込んだ。
そうすると5つ自治体から封筒が届いた。これをそれぞれ必要事項を記入し、マイナンバーカードの印刷を貼って返送すればワンストップ特例申請書になるとのこと。いろんな制度があるもんですね、こういうの無頓着すぎて損しているんだろうな。
それをお昼ごはんを食べて、外にコーヒー飲みながら読書しに行こうとする前にやっちゃおうと着手したのです。
結果的に「もう来年はふるさと納税やらない!」って思うくらいストレスだった。
作業自体は同じ単純作業を5つともするのだが、自治体によって形式が多少異なったり、返送封筒を入れてくれるところと、A4用紙を山折り・谷折りして糊付けして封筒を手作りするような一手間。切手が不要なところと、切手を貼らないとダメなところ。
作業としてはそりゃ誰でもできるのだろうが、これに小一時間かけているこの時間自体が非常に地獄しかなかった。何がそんなに地獄のようだったのかと考えると、税金対策のようなことがやっぱり必要なのはわかっているものの、なんでこんなチマチマすることを、人生の貴重な時間をかけてやってんだよ。って自分自身に対してなんだろうということでしょうね。
そんなの任せっきりにできる人間になれていないから今現時点では仕方ないが、そんなことを毎年毎年ずっとやっていくことを飲み込んでしまうと、今のサイズのまんまなんだろうとも思います。
この地獄だという感覚は現状から抜け出すためのエネルギーだと思って、それはそれで有効活用してエネルギーを無駄にしないようにすればいいか。
ということで今日はこれから2度目のふかわりょうさん著書「世の中と足並みがそろわない」をコーヒー飲みながら昼下がりを満喫してこよう。これが誰がなんと言おうと僕の中で最高に意味のある天国のような時間。
生きているの中での天国や地獄について、大したことないはずなのに、僕は大袈裟な人だ。何を生き急いでいるのか。