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私の仕事は「ヒトの心を扱う」

私はサラリーマンをしているということは何度かこのnoteに書いていますが、どんな仕事をしているかは意外と書いてこなかったと思います。

今回初めて、私の仕事を書いてみたいと思います。

メーカー✖️お客様対応

僕はメーカーに勤めています、生活していく上で確実に皆さん1日に1回は使うものだと思います。
今から10年前の就職活動でその会社には技術系で採用されたのですが、僕はものづくり(工場勤務でコツコツする作業)は絶対にしたくないと面接で物申しました。
その理由は単純に、僕が飽きっぽい性格で同じことをするのが苦手なことを正直に述べたのです。それでも採用していただいて、結果メーカーの中で技術営業(セールスエンジニア)として働いています。
面接で正直に言って良かったと思います。結果自分に非常に合った仕事です。

時に、爆弾処理班のような丁寧さを

お客様対応というと商品提案をする場面もあるのですが、僕が所属していた部署はトラブル対応専門に近い部隊でした。つまり「クレーム対応」と言われるところです。おそらくそれを仕事とすることを望んでやっている人は世の中に少ないと思います。
僕は先述の通り、自分に非常に合っていました。理由は2つです。

①毎日のように違うヒトと会うことができて、同じ条件は2度とないから
②ヒトが剥き出しの感情に触れて、心を扱うことは仕事じゃないとできないから

ヒトの感情は大人になればなるほど、感情を隠して生きるのがマナーのような空気感すらあると思います。それを仕事になると感情剥き出しのヒトを見れて僕はワクワクするのです。その喜怒哀楽の感情の中でも怒がもっとも強くて爆発力があるので取り扱うのは、爆弾処理班のような慎重で丁寧さが必要なのです。

ヒトそれぞれの回路があり、どこに触れると爆発してどこを抑えると怒を取り除いで、むしろ喜や楽をもたらせる提案ができるかが腕の見せ所です。

AIやロボットや色んなテクノロジーが発達していっても、ヒトの感情は在り続けるはずです。むしろその感情と向き合って生きることが必要なのかもと思います。

そうなってもこの今の仕事の経験は生きると思います。
何をするにしても想像すべきはその先にいるヒト。

私の仕事は「ヒトの心を扱う」ことなんだと思います。

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