#2 やりたいこと迷子から抜け出す
#1の続きです 。
ここまで、本で紹介されていた「やりたいこと」迷子に陥る原因を探ってきました。続いては、「やりたいこと」を見つけ出す為に何をしていけばよいかをまとめていきます。
3.「やりたいこと」を見つけ出す、最初の一歩
筆者によると、先ほどの間違い5つを正しい認識に直し、自分を理解していくことを明示しています。
まずは、5つの間違いを正しい認識に直した筆者の主張をご紹介します。
間違い①:「一生続けられること」でなければいけない
→ 今一番やりたいことをやればいい
間違い②:やりたいことを見つけた時には「運命的な感覚」がある
→ やりたいことを見つけても最初は興味レベル
間違い③:「人のためになること」でないといけない
→ 自分のために生きることが人のためにもなる
間違い④:見つけるには「たくさん行動するしかない」
→ 見つけるには自己理解するしかない
間違い⑤:やりたいことが「仕事」にならない
→ 実現手段は社会の中にある
確かに。結構、この間違いって囚われると抜け出せないかもしれません。
私自身、この考え方を知り、現状への不満に囚われることで、とりあえず現状を受け入れて!たくさん行動!仕事は、世の為人の為に一生尽くせる事でなきゃ!という既成概念に縛られていたかも…なんて。
続いて、自分を理解していくこと。
筆者によれば、
迷い続ける判断基準は、「どうすべきか」
迷いがなくなる判断基準は、「どうしたいか」
なのだそう。自分の軸をしっかり理解し意識しておく事で無数にある選択しをフィルターにかけることが出来るようになるので、おのずと迷いがなくなっていくのだそうです。
しかし、自分の軸といっても
・「人生の軸」
・「自分軸」
・「自分らしさ」というような曖昧な表現をしていても定義がぼんやりしてしまいます。
そこで、直感ではなく、論理的にやりたいことを見つけていくことを筆者はおすすめしています。
4.自己理解メソッド
※本書では、詳しく自己理解メソッドに触れているので、それぞれの柱の導き方はぜひ手に取って読んでみてください ♪
筆者は、自己理解を3本柱と定義しています。
その3本柱とは…
・好きなこと・得意なこと・大事なこと
です。
これらを組み合わせる事で、自分のやりたいことが見えてくるといいます。
しかし、ここでいう得意なこととは、プログラミングのスキル等ではなく、先天的に持っている自然にうまくできてやっていて苦がない心地よいことを指しているそうです。
私自身#1でお伝えしたように、就職活動に挫け何がやりたいのか、やりたいこと迷子になってしまった為、自己分析ついでにも、実際にこの自己理解メソッドを知り実際に試してみました。
その結果を自己記録の為にも載せておこうと思います。その結果を全部で3つの画像に集約します。(本書では、大切なこと(仕事における価値観)→好きなこと→得意なことを探していきました。)
①大切なこと(仕事における価値観)
本書のメソッドを使用して、実際に価値観を見つけていきました。
1番大切にしている事は、「遊び心」。
2番目は「変化や良いところを見つける」。
3番目は「誰かの為に自分の力を発揮する」。
4番目は「より良く追及する心」。
5番目は「多様性でした。」
しかし、逆に大事にしていない価値観を見出すことで自分の特性が分かってきました。その価値観とは、「安定」「みんなと同じ」「優劣」です。私は、チャレンジして変化をしていくことが好きで、誰かと比較されたり、なんでも一緒にすることが嫌いだと自覚することが出来ました。
②好きなこと×得意なこと
続いて、好きなことや得意なことをまとめていきました。私は1つに絞れなかったので、可能性を拡げる為にたくさん羅列してみましたが、次試してみる皆さんはなるべく良く考えて絞ってみるのもいいかもしれません。
…この結果からどうやら、情報をリサーチしたり、わかりやすく整理する事が苦ではない、役割や目標を決めたらチャレンジしていくことが出来ると分かりました。
③やりたいこと
少しお恥ずかしいですが、これらの結果を掛け合わせることで何がしたいのか見えてきました。少し画像が見えずらくて恐縮ではございますが、
私は「ワクワクする人を増やせるか?」が、今取り組んでいきたいことなのかなという事に気づくことが出来ました。
主に
・社会の仕組みや人にまつわる事象をわかりやすく伝える
・ディズニーのパークについて情報を整理して伝える
(ディズニーがめっちゃ好きです。できれば生涯の仕事にしたい)
・地域で活かせる仕組みづくり、地域活性に携わる
・夢に向かって頑張る人を支えるマネージャー
…というようなラインナップがみつかりました。今noteを書いているのはこれらの練習に過ぎないのですが、まずは趣味としてでも行っていけたらいいなと思っています。
5.まとめ
#1から #2で記載した重要なポイントをまとめます。
モチベーションを削ぐ "負のループ" から抜け出して、"やりたいこと (エネルギーを費やすことが出来るポイント)" を発見することで、”成長ループ" に入っていく
間違い①:「一生続けられること」でなければいけない
→ 今一番やりたいことをやればいい
間違い②:やりたいことを見つけた時には「運命的な感覚」がある
→ やりたいことを見つけても最初は興味レベル
間違い③:「人のためになること」でないといけない
→ 自分のために生きることが人のためにもなる
間違い④:見つけるには「たくさん行動するしかない」
→ 見つけるには自己理解するしかない
間違い⑤:やりたいことが「仕事」にならない
→ 実現手段は社会の中にある
迷い続ける判断基準は、「どうすべきか」
迷いがなくなる判断基準は、「どうしたいか」
自己理解を3本柱と定義しています。
その3本柱とは…・好きなこと・得意なこと・大事なこと
これらのポイントを意識して、実際に自己理解メソッドを試してみませんか。
6.感想
私自身、この自己理解メソッドを通じて、自分の可能性を見出すことが出来ました。まだ就職活動は、続けていきたいと思いますが、この本に出合う前に右往左往している状態よりはまともになったのではないかと思います。
「ワクワクする人を増やせるか?」を目標に、どんな事ができるか、またそれは自分の得意なことを活かせるのかを、外部環境に囚われずに自己実現の挑戦を続けていきたいな、と思います。