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【社員インタビュー】営業×心理カウンセラー? 仕事の向き合い方を新人賞受賞者に聞きました

こんにちは!電気興業 公式noteです。

今回は、電気興業で活躍し、「新人賞」を受賞された社員の方へお話を伺ってきました!



「新人賞」とは


電気興業には、社員のモチベーションやエンゲージメント向上の一環としてさまざまな表彰制度があります。
そのうち、2023年度より新しく設けられたのが、この「新人賞」。
一年間を通じて著しい活躍ぶりを見せた入社一年目の社員が表彰される制度です。

社会人として新たな挑戦に燃える新人社員の中から、みごと初めての受賞者となった社員は、どのように業務に取り組んできたのでしょうか? 

今回お話をうかがったのは秋山さん

2024年度新人賞受賞者 秋山さん

営業統括部 ソリューション営業部 ITソリューション課  秋山瑞喜
2023年当社入社

AIやローカル5Gといった分野のDXに特化した新しいソリューションを生み出していく部署において、新規のお客様向けに営業資料の作成やアンテナの納品業務、上司・先輩社員の営業活動に同行して、お客様のニーズのヒアリングを担当


「人柄を含めた電気興業を一日も早く知る」

―― まずはこのように目標を立てて取り組まれたとのことですが。

入社して会社への理解を深めようとしたとき、成果を上げるには、まず人を知ることが重要だと思いました。
なぜなら会社はチームであり、社員一人ひとりが共通のゴールを目指して動く存在だからです。
その人の人柄を知るということはひいては会社を知ることにつながるため、コミュニケーションを大切にしようと思いました。

①大きな声であいさつ ②常に笑顔でいる ③人の話に共感する
この三つは早期に信頼関係を築くうえで非常に重要だと感じています。


―― 簡単なように聞こえますが、意外とできている人は少ないですよね。
このようなコミュニケーションをとることで、仕事にどのような影響がありましたか?

仕事の進捗スピードに大きく影響があったと思います。
特にソリューション営業部は、社内のさまざまな技術やノウハウを掛け合わせて新しい事業を生み出していかなければいけないので、部門間を超えたやり取りの多い部署です。そのため、適切な人に適切な依頼・情報共有が必要になります。
また、技術のことがまったく分からない状態で入社した私にとっては、聞かなきゃ分からないことだらけで...。
何気ない会話から相手のことを知りつつ、自分のことも知ってもらって、
困ったとき「誰に」「何を」「どのタイミングで」聞けば良いのかが分かる状態に関係を構築できたことも、円滑な業務遂行を可能にした大きな要因です。

―― 人としての信頼関係が結果的に、実績を伴った信用につながり、今回の新人賞受賞の決め手となった「高知県でのAI人流・交通分析システム整備」の提案書作成担当に抜擢されたんですね。


高知県でのAI人流・交通分析システムの整備

―― 高知県でのAI人流・交通分析システムの整備はどのような事業なのでしょうか?

高知県高知市の帯屋町筋商店街において、AIを用いた人流データを取得するシステムを導入し、デジタルデータを活用した経営課題の解決や商店街の活性化を図っていく事業です。

提案資料(一部)
提案資料(一部)

―― 提案資料の作成にはかなり苦労された部分もあったのでは?

作成期間が2週間も無い中、システムの細かな規定も盛りだくさんで。
それこそ、一人で黙々と作業するのではなく、技術部門の方の協力も仰ぎ、進めていました。

さらに、直接プレゼンができない、資料のみで判断されるプロポーザル形式の案件だったので、評価する方のパーソナリティについての情報をできるだけ詳細に集め、「伝わる資料」にこだわりました。
普段から相手を意識したコミュニケーション取っていたことで、読む人の求めるものを正しく伝えられる資料に落とし込むことができたと思います。

また、私のITに関するリテラシーが低いことが功を奏し、そんな自分が一目で理解できる資料作りを意識したため、分かりやすさにつながったと思います。
このとき、「知識が無いという短所も武器になる!」と気が付きました。


―― 担当になったときの心境はいかがでしたか?

驚きました、「配属されて数か月の私に任せていいの!?」って。
ですが、不安な気持ちよりも、「これ(入札)取ったらシンプルに自分ってすごくない?」という思いの方が強かったです。
勝ち取れば、この先絶対自分にとって自信になると思いましたし、偉大なる上司がバックにいてくださったので、やらない理由が無かったですね。


―― 「偉大なる上司」という言葉からは、信頼関係が築けていることがうかがえますね!

上司をはじめ、ソリューション営業部はその人の適性を見て、新人社員にも、信じて挑戦の機会を与えてくれます。
もちろん、一人っきりにされることはなく、適切なサポート、そして何かあれば責任を取ってくれるという、そんなありがたい環境です。
だからこそ私も、チームや部門が能動的に動き、新たなアイデアが生まれやすくなるような話しやすい環境づくりを心掛けています。
例えば、上司だろうと先輩だろうと、気難しい顔をしている人には話しかけるようにしていて。
悩みや不安を聞き、たとえ私に解決できなくても寄り添うことで心理的な負担を減らすことができればと思っています。
その働きかけは、会社全体に広げていきたいです。


「共感して引き出す、心理カウンセラーと営業には親和性がある」

いるだけで周りが明るくなるハッピーウイルス秋山さん

―― お話を聞いていて、心理カウンセラーのような印象を受けました。

もともと心理カウンセラーになりたくて、大学で勉強していました。

ソリューション営業部は、文字どおり課題に対する「解決」を価値として提供することがミッションです。
お客様が抱える課題というのは、言わばお客様の弱みであり、そこで必要なのは、どんな相手にも売り込めるトークスキルではなく、相手に寄り添い、いかに弱みをさらけ出してもらえるかが問われる共感力だと思いました。

今は自分の学びを活かした「顧客に向き合う(対峙する)のではなく、顧客と同じ方向を向く」自分なりの営業スタイルを確立させていこうと、取り組んでいます。


―― 最後に、これから社会に出て活躍していこうと意気込む未来の新人社員へのアドバイスがあれば教えてください。

周りをどんどん頼ることです。新入社員が一人でできることは限られているので。ただ、頼る前に自分なりの考えをしっかり持っておくことが重要。
あとは楽しんで、行動に移すことです。変化を批判する声が気になるかもしれませんが、私はいつでもあなたの意見に「共感し肯定」します!

―― 最後の言葉は、これから社会人となる学生にとっても、もちろん電気興業で働くひとたちにとっても心強いですね!


気になる上司からの評価は…?


秋山さんの上司である営業統括部ソリューション営業部次長の北條さんへもお話をうかがってきました。

インタビュー時、「今から取り調べされるのか~」と冗談で和ませてくださいました!笑

―― 秋山さんの仕事に向かう姿勢やパーソナリティについては、どのようなご印象を受けていますか?

同期同士の中では中心的人物で頼りになる存在として見られているようで、
先輩社員に対しても自分の考えを持って意見できています。
それに、新規のお客様とも対等に渡り合えるだけの腕がありますね。
お客様との何気ない会話でも、その後すぐに行動に移す。
そうやって信用を得て、関係を構築していく気概が感じられます。

―― 秋山さんのご活躍どのように評価されていますか?

普段のコミュニケーションの取り方にも通ずるところだと思いますが、抽象的な要望やお客様自身でも気づいていない潜在ニーズを明確にして、課題の仮説立案、それに対する具体的なソリューションを提案する能力が非常に長けているからこそ、今回担当に抜擢しました。
とはいえ、受賞はあくまでも通過点に過ぎないと思っています。
目標は高く持っていてほしいし、結果につなげてこそ営業です。
なにより秋山さん自身がここで満足するような人ではないですから。

―― 今後、営業として秋山さんにはどのようなことを期待されますか?

前例のないことをゼロの状態から新規のお客様相手に実績にしていく、
この一連のプロセスを秋山さんには主導していってもらいたいですね。
そのためにも、私が普段から課内全員に伝えていることですが、「人と人とのつながりを大切に」。お客様も人ですから、「この人と仕事をしたい」と思ってもらえるような社員に育ってほしいですね。


以上、コミュニケーションを大切にする秋山さんのその姿勢が周囲の人々を巻き込む力の強さにつながっているのだなと、インタビューを通じて感じました。

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新人賞受賞者二人目の方へのインタビュー記事もあわせてご覧ください。


文:Atsu(秋山さんの話の聞き方が上手すぎて、インタビューされていたのは私の方だったかもしれません)