【ネタバレ注意!】タイムマシン、時間遡行ものってよくわからなくなるよね。シュタゲとかネタバレ満載だから気をつけてね。
Future is Persona, maybe. デルロットです。
時間を巻き戻したり、未来に行ったり、過去を変えたり、時間をループ、繰り返したり、時間遡行ものっておもしろいですよね。
でも最近じゃ、もう逆にマンネリになって、アニメとかでこの設定が入ると、まーたこの展開か。ほかにビックリするようなのないの?って感じです。
このお題、けっこう長くなりそうです。ふだんは500文字におさめてるけど、今回は文字数気にしないで書きます。
と、ムダに長く前置きしたのも、ネタバレ注意のためです。最初のほうの文章って、ホーム❓とかで見えちゃうんですね。ネタバレの時は気を付けてます。
この記事であつかう作品、順不同。
シュタインズゲート、ドラえもん、ドラゴンボール、クロノトリガー、まどかマギカ、バックトゥザフューチャー、バタフライエフェクト、ジョジョの奇妙な冒険。
40年の自分の人生で、最初に時間移動、タイムマシンの作品をみたのは、やはりドラえもんだと思います。ドラえもんは深いですよ。子供の見るものと甘く見てるとやけどします❓
たぶん有名だと思うんだけど、のび太はあるマンガがはやく読みたいとドラえもんにせがみます。で、たしかドラえもんはその漫画家に会いに行く。漫画家は続きのストーリーが思いつかない、どうしよう、と。ドラえもんはタイムマシンで未来へ行き、来週号のマンガを見て、現在の漫画家にストーリーを教える。
で、このストーリーは結局だれが考えたんだろう、とドラえもんが疑問を持っておわり。
タイムマシンものって読んでるときは楽しいんだけど、深く考えるとわけわからんくなります。ドラえもんの上記の話もある意味こわいですね。
ジャンプ系のバトルもので時間操作能力でスゴイと思ったのは、やはりジョジョの奇妙な冒険ですね。ディオ様の時を止める能力。ポルナレフの名言❓
あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ! 「おれは奴の前で階段を登っていたと思ったら いつのまにか降りていた」 な…何を言っているのかわからねーと思うが おれも何をされたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった… 催眠術だとか超スピードだとか そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…
なんとなく全文を載せましたが、当時自分は小学生。それまでいろんな能力が出てきたけど時を止める能力という発想はなかった。第三部の最終決戦だけあってスゴイ戦いでした。
ジョジョの四部以降も時間に関する能力がドンドン出てきます。とくに第六部、ストーンオーシャンのラストはスゴイです。コミックス最終巻だけでも見るといいかもです。なんとなくネタバレ自粛します。
時間移動、タイムスリップは数多くあるけど、ジョジョの能力は異質です。作者の荒木飛呂彦のオリジナルなら天才ですね。元ネタを知らないだけかもしれないですが。
時間移動で過去を変える。まあ現実ではムリなんですが、もし過去を変えて、今現在のここにある世界はどうなる?という疑問もSFものでよくあります。
クロノトリガーという超有名なゲームがあります。タイムマシンや時間移動を使って、滅ぶ運命にある世界を救います。未来、現代、近代、古代とある意味王道ストーリーです。控えめに言って超面白いですね。
クロノトリガーの続編があります。あまり知られてないかもだけど、クロノクロスと言います。意欲作でもあり、問題作。
ザックリ言うと、クロノトリガーの物語で、塗り替えられた時間、消えてしまった世界が復讐するというストーリーです。たぶん。
クロノクロスは難しくて僕にもよくわからないんですね。舞台もクロノトリガーでは存在しない島だし。評判も賛否両論で、なかったことにしたい、というファンもいます。
まあそれはいいとして、過去を変えたとして、塗り替えられた世界はどうなるのか。そこに生きている人はどうなるのか。空間ごと消滅するのか。ドラえもんやドラゴンボールでは、並行世界、パラレルワールドになって世界はどんどん分岐して増えていくと説明されています。
過去に戻っても運命は変えられない、もしくはかなり難しい、という作品も多いですね。バタフライエフェクト、シュタインズゲート、まどかマギカあたりかな。
この中で一番印象深いシュタインズゲートをとり上げます。通称シュタゲ、この作品はいろいろな時間移動ものを組み合わせて、悪く言えばパクってるらしいけど、当時SF作品はほとんど見てなかった自分には新鮮でとても面白く感じました。アニメを見てて続きが気になって原作ゲームを買ってしまいました。
パクって、といっても、世界観、演出、キャラの魅力などで、とても面白かったです。フェイリスの願いで秋葉原の街が一変したときはかなりドキドキハラハラしました。
で、主人公鳳凰院狂真は幼なじみのまゆりが死んでしまう運命を変えるため、なんどもなんどもなんどもなんどもタイムリープします。しかし、やみくもに繰り返してもまゆりの死の運命は変えられず。まゆりは何度も死にます。まゆしい・・・(´;ω;`)
トゥルーエンドでは全員助かるんですが、狂真にとっても相当な試練でした。個人的には好きじゃないシュタインズ・ゲートゼロという続編も考えると、オカリンもかわいそう。
結局、タイムマシンのない世界が正しい未来だ、ってことになるのかな?たしか時間軸からタイムマシンが作られない世界がトゥルーエンドだったと思います。運命石の扉。
バックトゥザフューチャーでも最終的にタイムマシンは危険だから破棄するという終わり方だったかな❓デロリアンだっけ。今の現実の時間はもうあの作品の未来なんですよね。宙に浮くホバーボード乗りてえ。
シュタゲと近い、映画のバタフライエフェクトなんてもっと過酷です。運命は変えられないと悟り、ヒロインと一切かかわらないというラストです。最初の設定のラストだと、主人公は自分が生まれるだけで悲惨な運命になると、胎児だった自分自ら、へその緒で首をしめて死ぬという終わり方だったそうです。救えねえ。確かテレビの特集でやっていました。
たとえ過去に戻れても、そう簡単に運命は変えさせねーぞ、という世界の意思を感じさせられます。まあフィクションなんですが。
もし現実でタイムマシンができて、誰かが過去を変えたら、今の俺、消えちゃうのかなあ。もしくはもうすでに変えられた世界だったりして ( ̄ー ̄)ニヤリ と、ちょっとブラックな感じで終わります。