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『断片的回顧録』

鼻下に大きなニキビが現れた。Ubereatsでマクドナルドのセットドリンクを野菜ジュースにしたのは少しでも被害を抑えようとした私の理性からだろうか。
Ubereatsは今日も有料のサブスクプランを提案してくる。
これまでの実績を考えると加入した方が経済的だが、加入しない方が良かったと言える未来の自分に賭けて、今日もその提案にはNOと答える。

自らの意思を持つことは自らに責任を与えることと同義であると思う。また、全ての矢印を自らに向けることはポジティブであり、ストイックであり、自己中だ。
この世界はあまりにも抽象的で、誰かや何かに自らを委ねることはとても不安に思う。
だから、最終的には必ず自分の意思で物事を決定しなければ後悔をしてしまう。
誰かや何かを言い訳にすると、自分が納得できない。
けれども、時にそれは自らを殺める要因になる。
他人と比較せずに、自らの物差しで生きること。小さな幸せを噛み締めること。
人の幸せは持っているお金の量ではないこと。あなたが持つプライドは誰一人として気にしていないこと。
言葉では分かっていても、世界が、社会が、そう伝えてきた人たちさえも、そんな生き方を指し示してはくれない。

矛盾するこの世の中で私たちが得たもの、失ったものがどうあれ、それは私たちが否定されるものではないことだけが確かだ。

・桜は賢いな。ちゃんと飽きられる前に散るんだから。

・優柔不断だったから、出会えた仲間と出会えた仕事がある。

・だからなんだというわけじゃないが、みんな事情を抱えて生きている。

・常識。それは大多数に吹いた風。別にそれは自分にとっての正解じゃないはずだ。追い風の時も、向かい風でも進みたい方角がある。

・すべての挫折を左折くらいに思って、また次に進むしかない

・どちらを選んでもきっと後悔はする。どっちの後悔のほうが許せるのか、人生の岐路とはそういうものかもしれない

・プレッシャーで負けてたまるか。負けるなら実力で負けてやる。

・いつかみんな死ぬのに

・ただ年をとるのか、それともビンテージになるか。

断片的回顧録


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