花笑う君と水彩
願いが夜空を舞って 月夜に溶けてゆく
儚い火かりが君に届きますように。
春告げ鳥が鳴いている 僕は夢の君を待つ
涼しい春風 今日も同じ 四拍子を刻んでる
できる子たちが持つシニカルライセンス
錯綜した教室の隅で僕は泣いていた
君の笑顔に似合うのは僕の泣き顔じゃない
そう 住む世界が違うんだ
雲の上の高架線 夜空パレードに連れていって
エピローグが「全部夢だ」って
代わりに哭いてくれればいいのに
君と話してみたいなんて欲張りだけど
水彩画の中 君の笑顔は僕の目にぼやけて溶けてゆく
ほら、また消えてゆく
放課後屋上 僕は寝てる また泡沫の夢を見る
慣れてきた頃に転調する 指から転げるピック
僕の手をすり抜けて飛んでゆく
腐敗した塔の上で僕は嘆いてた
君の笑顔は今日も同じ桜色なんだ
嗚呼 僕の雲は溶けてゆく
空がピンクに染まる時
君の手を握っても許されるかな
日が沈んだら忘れられるかな
そんなの夢か、、ああ、
雲の上の高架線 夜空パレードに連れていって
プロローグは存在しないって
代わりに笑ってくれればいいのに
君と踊り狂いたいなんて最悪だけど
炭酸水の泡 君の笑顔はすぐ弾けちゃうんだキレイだな
ねえ、ほら溶けてゆく
雲の上の高架線 夜空パレードに連れていって
エピローグが「全部夢だ」って
代わりに哭いてくれればいいのに
君と話してみたいなんて欲張りだけど
水彩画の中 君の笑顔は僕の目にぼやけて溶けてゆく
ほら、また消えてゆく
ねえ、大好きさ。