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ゲームのどこに面白さを感じるか?
筆者は幼少期からゲームに慣れ親しんできたが、ここ最近はあまり興味が湧く新作ゲーム、面白い新作ゲームがない。
今回は、ジャンルごとにゲームの面白さとは何なのかを考えてみたい。
アクションゲーム(マリオ、スプラトゥーン等)
マリオシリーズ
筆者は、マリオシリーズを長年プレイしてきた。筆者はスーパーマリオ初代、2、3、ワールドを全てクリアしている。
どの作品も、試行錯誤して難所を突破したり、ボスを撃破したりした時は嬉しかった。
試行錯誤の末に難関を越えることは、ゲームの面白さのひとつだろう。加えて、この難易度は適切である必要がある。
このさじ加減を誤ると、手応えがないとか、どうあがいても何もできないとかに陥る。スプラトゥーン(以下スプラ)のマッチングは、その一例だろう。
スプラトゥーンシリーズ
スプラは、3とそれ以前とで、難易度調整が大きく異なると感じている。筆者の勘違いだったら良いのだが……。
個人的に、スプラ3では「自分が遊んでいても勝てる(と思える)試合」と、「自分が何をどうしようと勝てない(と思える)試合」が目立つ。
いずれの場合も、自分の試行錯誤や頑張りが意味をなしていないと「感じられる」。実態がどうかは知らないが、そう思える。
スプラ1や2では、もっと互いのチームの実力はバランスよくマッチングされていた気がする。実力が均衡すると非常に楽しいゲームなだけに、難易度調整は重要といえる。
私の思うアクションゲームの面白さは、以下の通り。
試行錯誤して突破する
均衡したギリギリの戦いをする(そして、出来れば勝つ)
RPG(ドラクエ、FF、ポケモン)
筆者はRPGもいくつか通ってきた。ドラクエは初代, 2, 3, 9をやってきた。FFは初代と2はクリアして、3と6が途中で止まっている。ポケモンはダイパ世代だ。
ドラクエシリーズ
ドラクエの面白さは、個人的にはパーティの成長と、行ける範囲の拡大にあると思う。
パーティが成長すれば新しい技や呪文を覚える。船が手に入れば、海の向こうに行けるようになる。
ストーリーに関しては、特に初期の作品は魔王を倒すことが最終目標として一貫しており、良くも悪くも単純である。
FFシリーズ
これに対して、FFの面白さはストーリーと戦略性にあると思う。
特にFF2は、ドラクエよりもシリアスな展開が続く印象が強い。
主人公パーティを守るためだったり、究極魔法のアルテマを習得するためだったりで何人も死人が出る。
終わり方はあっさりしているが、ラスボスをやっと倒したという感慨がある。FF2の場合は、ラスボスがストーリーの途中から話題に上ったり実際に登場していた点で、ドラクエの魔王と似ている。
FFの戦略性は、ボス戦で色濃く出る。特殊な条件が課されたものが多く、ターン制限があってカウントダウンされたり、特定のタイミングでないと攻撃が通らなかったりする。
これらの点にFFのゲーム性が出ていると思う。
ポケモン(ダイヤモンド/パール)
ポケモンは、個人的にはキャラゲーに近く、編成するポケモンに面白さがあると思う。
仲間にするポケモンによって敵との相性が変わるので、同じ作品でも違った難易度となり、異なる立ち回り方を要求される。
ポッチャマを選んだ幼少期の私は、ナタネのロズレイドにマジカルリーフでしばかれまくった……という思い出がある。
私は対人戦にはあまり触れてこなかったので、ここでは言及しない。
私の思うRPGの面白さは、以下の通り。
キャラの成長
行動範囲の拡大
ストーリー
戦略性
パーティ編成
パズルゲーム(ぷよぷよ等)
パズルゲームもやってきた。ぷよぷよシリーズと、ワリオの森だ。
後者を聞いたことがある人は少ないかもしれない。
まずは前者から。
ぷよぷよシリーズ
ぷよぷよは、初代、すーぱーぷよぷよ、ぷよ通、フィーバー1&2、7、20thを通ってきた。
私の思うぷよぷよの面白さは、連鎖を組んで撃つ爽快感にある。
ぷよぷよはキャラによって、降ってくるぷよの形(2つ分か、3つ分か、4つ分かのパターン。ツモと言われるもの)が変わる。
一般に、ツモが少ない(2つが多い)と、精密に大きな連鎖を組めて高火力が狙いやすい。反対にツモが多い(4つが多い)と、大きな連鎖は組みづらいが同時消しによる高火力が狙える。
私はとにかく大連鎖を組むのが好きなので、ツモが2つ分しか降ってこないキャラ(アルル)を好んで使っている。
……上手く文面で伝わっているだろうか?
ワリオの森
ここ最近で最も面白いと感じたパズルゲームは、この作品である。本作は、現在Switchでプレイできるファミコンソフトのひとつだ。
キノピオを操作して、地上に積もっている敵を、上から降ってくる爆弾で消していくゲームだ。イメージとしては、ドクターマリオに近い。
爆弾と敵が3個以上、縦or横or斜めに並ぶと消える。
非常にシンプルだが、5個以上並べて消すと出てくるダイヤが、このゲームの面白さを引き出している。
ダイヤを消すと、そのダイヤと同じ色をした敵が全て消えるので、ダイヤは強力である。
したがって、積極的にダイヤを作ってダイヤを消していくのが基本的な立ち回り方である。
やはりダイヤを作って上手く消せたときに爽快感がある。シンプルなゲーム性もあって、中毒性が高い。
ファミコンのゲームであっても、私にはかなり面白く感じられた。ゲームが作られた年代は、そのゲームの面白さとは関係ないと思った。
私の思うパズルゲームの面白さは、以下の通り。
大きな連鎖や消し方を組んで、狙い通りに撃つ/消すこと
まとめ
私はゲームの何に面白さを感じているかが出揃った。再掲する。
試行錯誤して突破する
均衡したギリギリの戦いをする(そして、出来れば勝つ)
キャラの成長
行動範囲の拡大
ストーリー
戦略性
パーティ編成
大きな連鎖や消し方を組んで、狙い通りに撃つ/消すこと
私は、成長や、何かが出来るようになることに面白さを見いだしているようだ。
確かに、新しい技や魔法を習得した瞬間は、単にレベルが上がった時の数倍は嬉しいと感じる。
他には、試行錯誤して攻略法を考えることにも面白さを感じているようだ。といっても最近はパターンが分かってきており、飽きが来つつある感じもするが……。
自分が何に面白さを感じるかは、人による所もあるだろう。
何に面白さを感じるかを考えていけば、例えばどんな趣味や仕事をすると楽しめそうかにも繋がると思う。
貴方は何に面白さを感じているだろうか。