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システマチック給食指導

お疲れ様です。しょう先生です。

今回のテーマは「給食指導」です。

学校生活で毎日ある給食。ここの指導が上手くいかないと、トラブルのきっかけになることが多々あります。

新年度の給食が始まる前に給食指導のポイントに超具体的にまとめますので、ぜひ参考にしてください。 


給食当番は均等に分け切る

給食指導に限らず、僕が学級経営で大事にしていることは「問題が起きにくい仕組み」を作ることです。

では、給食指導で起き得る問題は何か?

最もありがちなのは、「量の問題」です。

それを解決するには、給食当番に全員に均等に分け切ることを指導していく必要があります。

そのために、最初は教師が配膳する給食当番の側に立ち、「もうちょっと多めに」等と指示を出すといいでしょう。

このことは給食を取りに来た子たちが、その場で「もうちょっと増やして」などと要求をするのを取り締まるためにも有効です。

また、給食当番は主食・汁物・主菜・副菜・デザートの仕事を分担して行うと思いますが、その仕事を日替わりでさせないでください。

1週間通して同じ仕事をさせることで、週の後半には感覚をつかんで、上手に均等に分けられるようになりますよ。

食べ始める前に調節タイム

そして、無事に均等に分け切ることができたら、次に「調節タイム」に入ります。 

まず、「こんなに食べ切れない」という子や「苦手なものがある」という子が量を減らします。

この時、減らせる量は最初の量の半分までというルールにしておくと、減らしすぎを防止できます。

次に、その減らされた分を食べられる人が量を増やします。

ここまでのステップを踏んでようやく「いただきます」をします。

これで「量の問題」で揉めることはほとんどないはず。

お残しは許せばいい!

最後に「お残し」の問題について。

食べる前に量を減らしても、どうしても食べられずに給食の時間が終了してしまう子はいます。  

その際に無理に食べさせず、残させましょう。  

無理に食べさせることで、嘔吐してしまい、それがトラウマになって不登校になってしまう子が過去にいました。

さらに、無理やり食べさせたことに対して、クレームを言ってくる保護者もいるでしょう。  

食品ロスの問題などについてはしっかり指導しつつ、無理に食べさせるのはやめときましょう。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

今回の記事があなたのお役に立てたら幸いです。

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ではまた!




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