究極の燻製作りを探求する!酒のおつまみやキャンプ飯に使える話:後編[製作作業の休憩時間中の話題シリーズ②]
前回は燻製器を自作した話を書きました。
今回はスモークチップは自作できる話、失敗談などをお話します。
スモークチップは自作できる。参考になるサイト一覧
スモークチップは、青臭さ防止などのため原木の皮を剥き、下記の15㎜くらいの木工ドリルや粗目のチェーンソーで粉々にするだけで自作できます。
そのことを知った一昨年、下記のようなサイトを参考にしながらスモークウッドをコレクションしはじめました。
一般的に売られているチップは「ミックス・くるみ・ヒッコリー・ナラ・サクラ・リンゴ・ウィスキーオーク」あたりで、入手がなかなかの珍しいところでは「ブナ・メープル・桃」あたりでしょう。一流ブランドさんでは、たまに限定品でいろいろ出しているみたいですが、、、全ての市販品を買い漁った僕はそれには飽き足らず、更なるコレクションを目指して行動を始めました。
1.いざ、コレクション開始!剪定果樹を集める
ホームセンターに行けば、すぐに使える袋入りの物が1000円もせずに買えるので、十分ではありますが、ここは田舎の山形県、木なら腐るほど生えています。そこでまずは果樹農家から選定した太い枝をもらってくることにしました。3月は選定の季節。見ず知らずの農家さんに突撃し、枝をもらえるよう交渉しました。快くみなさま対応していただき「サクランボ・ラフランス・モモ・カキ・山ぶどう…」の枝を大量にもらってきました。その節は皆さま有難うございました(笑) 原木なので水分量が多く、とりあえず乾燥させるために積んでおきました。
2.建材の端材で・・・
僕のもう一つの仕事は大工・家具職人です。更に材料の端材で「ハードメープル(シュガーメープル)・イタヤカエデ(楓なのでメープルの仲間)・ブナ・ヒノキ…」などももらってきました。これらは乾燥しているので、すぐに細かくして早速燻製してみました。いくら無垢材とはいえ、やっぱり気持ち的に抵抗はあります。まずは自作のナラチップでおっかなびっくりやってみました。
3.完成!普通にいい燻製チップ!しかし…
当たり前ですが、普通においしい燻製が完成しました。こうして一年ほど市販チップや建材自作チップで燻製を楽しみました。
この調子で、どんどん燻そう!次はいよいよ乾燥した果樹だ!と、意気込んだこの春、乾燥しているはずの薪棚を見ると、、、薪にキノコが生えていました。 薪の乾燥も難しいものですね。
終わりに
もしかしたら、生木の状態でチップを作ってしまってから乾燥させたほうがいいのかもしれません。またキノコが生えないように、こんどからは気を付けます。
最後までお読みいただきありがとうございました。