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新米ブランドプランナー奮闘記②〜ターゲットからストーリー設定まで〜

前の投稿で、ある企業のゴルフ事業/ ゴルフオンラインプログラムをブランディングさせてもらう事になったと記しました。
本稿から、現在進行形のブランディング活動の内容を綴ろうと思います。


ブランディングのいろは

まず初めに、ブランディングのいろはを学ぶべく色々本を読みましたが、個人的に "ブランディングの基本/安原智樹" この本が体系的に理解しやすく実践までカバーされている印象で、参考にしています。


私自身の本案件のゴールは、ゴルフ事業のブランド戦略から実装までを考え、経営者、マーケッター及びデザイナー達と共にまとめ上げる事。

それを実現するべく、ステップを踏んで取り組んでいます。


ブランディングの全体像

「ブランディングの企画書を作って欲しい」
経営者から言われた言葉です。
社会人として、よくありそうなシーンですが、
この人生、本業では企画書すら作ったことがなかった私。

とりあえず上述の本に頼り、「企画書のまとめ方」の箇所を熟読。
この全体像を元に、まずターゲットとブランドストーリーを深掘ることから始めました。

ブランド ターゲット

ゴルフ事業のターゲットは20-40代女性向けと経営者は言う。
私はゴルフ経験がないので、ターゲットの気持ちを探るべく、
ゴルフをする20代友人たちにSNSで以下を質問してみました。

①ゴルフを始めたきっかけ
②上達のために実施していること
③応援しているプロゴルファー(今後のPR施策のため)


これでターゲットのヒントを得て、ゴルフ経験者/未経験者の可能性も含め、
主ターゲット案を以下のように提案。

A.ゴルフが趣味で、レッスンに通うほど上達意欲が高い層
B.ゴルフは旦那・友人と時々行き、SNSや打ちっ放しで練習する層
C.ゴルフに興味はあるが、なかなか踏み出せない層
D.趣味として何か新しい事に取り組みたい層

合わせて、このターゲットそれぞれのブランドストーリーも作成してみました。


ブランドストーリー

ブランドストーリーの抽出も、上述の本を参考に。

生活者にとってのメリット
(生活全体の充実にまつわる話)
↓↑
消費者にとってのベネフィット
(効果や効用にまつわる話)
↓↑
体感できる商品の独自性
(訴求している独自性の話)
↓↑
独自性を体感できない独自性
(独自性を支える志にまつわる話)

"ブランディングの基本/安原智樹"引用

それぞれのストーリーは省略するが、経営者とのディスカッションで、
主ターゲットは「ゴルフは旦那・友人と時々行き、SNSや打ちっ放しで練習する層」に決定。

このターゲットに対するブランドストーリーはこちら。

○○(プログラム名)は、自分のライフスタイルをアップデートできるきっかけをくれるオンラインゴルフプログラムです。
ゴルフが上達出来ると同時に、自分のカラダと向き合えて前向きな気分になり、痩せやすい体づくりにも繋がります。なぜなら、 ○○は体幹が鍛えられ、普段の体の動きも改善できるプログラムだからです。


以上のように、友人からのヒアリングを基に、ターゲットとブランドストーリーを抽出。

これだけではまだふわっとしている部分が多いので、
次回はターゲットをより深掘りしたペルソナ作成について綴ります。
ブランドストーリーももっと厚みのあるものにせねば。

(今から早速ペルソナ作成の情報収集を始めないとっ汗)




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