南伊勢の酒純米吟醸「愛洲」
ゴールデンウィークで一番売れたお酒が、南伊勢の酒「愛洲」です。天気が良く夏日を想わせる暑いだったので、多分冷やして飲んだのでしょう。純米吟醸だから太鼓判を押して旨い。「愛洲」の名前の由来は南伊勢町出身の剣豪愛洲移香斎からとりました。愛洲移香斎は、室町時代に宮崎県の鵜戸神社の洞窟に籠もってあみだした陰流始祖です。藤沢周平の時代小説「決闘の辻」の中の飛ぶ猿に愛洲移香斎の人間性が描かれています。剣祖として慕われた愛洲移香斎の陰流は後の上泉伊勢守や塚原卜伝、柳生但馬守などの剣豪の各流派に派生しました。
純米吟醸「愛洲」は忍者の里伊賀で醸した幻の酒です。剣豪にふさわしくシャープで、忍者の軽やかさ、花の香爽やかな冷して飲べば、歴史の世界がほろ酔いを誘うことでしょう。南伊勢へお越しの節はぜひ純米吟醸「愛洲」をお求め下さい。
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