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口伝41日目:身口意の因果

10:33 経部雑経17巻目読了。
12:58 18巻目口伝開始。
16:33 口伝会終了。

口伝会に参加している人々の
バックグランドは
本当にさまざま。

お昼休みにふと世間話する人も
ずっと前にチベットからインドへ亡命し
インドのチベット居留地から来た人や

ピュアなネパール人や

何年も前に日本に8年間留学してビジネスを学び
台湾に帰ってお坊さんになった人や

元お坊さんでアメリカから来たチベット人や

モンゴルから来たお坊さんや

もちろん南インド等の世界各地の僧院から
お坊さん達も沢山来ている。

それぞれの背景が違うのは
勿論なのだけれど
それぞれの人の背景は
その人の行いの結果であることに
改めて気付いた。

それには今まであまり気にしていなかった、
日常生活での
身(身体で何をするか)
口(どんな言葉を使うか)
意(何を思うか)。

これらをどのように使っているかで
結果が月とスッポンくらいに変わるのだと
ちょっと怖いくらいに
再確認した。

きっかけは、
昨日の会食だった。

友人が呼ばれて、お相伴に預かった形だったが
(李さん、ありがとうございました。)、
その偉い方は、
17歳の時にベンチェン僧院に入って
先生に預けられ、
他のお坊さんが門外に出ても
ご本人は外に出られなかったそうである。
(出たらぶたれる)

僧院でも先生に厳しく(打たれながら)躾けられ
実家に帰っても(修行してこいと)打たれるから、
家には帰らなくなった。
もう僧院でぶたれてるから。

でも先生が生徒を打つのは、
愛情があるから。

朝3時半から4時に起きるが、
先生が4時に部屋の扉の前にやってきて
起きてるかどうかチェック。
(起きなかったら怒られたのだろう)

今でも毎朝4時に起きて
読経等の修行をしてから
口伝にいらっしゃる。

ムダなことは話さない。
先生方も世間の人々のようなおしゃべりは
なさらないそうである。

口伝を聴いている時にも、
上師に祈願をして
ご本尊様のご真言を唱え
後ろがうるさいと振り返ってチラッと見る。
(それで気づけよ、というサイン)

口伝をなさる先生も
氣がいろいろな所へ散る放逸が
修行の1番の障害だと言っていた。

これだけ徹底して自分の身口意を
律しているからこそ
優れた修行者としての
彼の生活があるのだなと納得した。

人生を変えようと思っても
なかなか変えられないのは、
以前と同じことをしてしまうからだという。
環境も変わらず、
周囲の人々も変わらなければ
変化させるには勇気がいるだろう。

それでも「こうなりたい」と目指す状態があるなら、
身口意の行いを
目標が達成した状態へことごとく変えれば
それは達成できるだろうし、
少なくとも今までとは違う世界を
見る事ができるだろう。

因果応報は
良くも悪くも
今生でも実る。

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