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たのしいたのしい「ブンゲイ実況」

こんにちは。
ハギワラシンジと申します。小説を書いたり、ブンゲイ作品を「実況」したりしています。

この記事を読んで下さる方はBFC(ブンゲイファイトクラブ)や六枚道場、関連の方が多くいらっしゃるかもしれません。いつもありがとうございます。
↓追記(20220725)
今ではスペースに活動の場を移したおかげで、新たな人たちにも読んでもらっています。ありがとうございます。

さて、なんだかんだで約一年やってきたこの「ブンゲイ実況」ですが、そう言えばまとめて無かったな、と思ったので改めて詳細について明言しておこうと思います。

ブンゲイ実況って?

よくゲーム実況とかYouTubeでありますよね?

あれの文芸バージョンだと考えれば理解しやすいと思います。

文芸作品を「声に出して朗読」「その都度感想を言っていく」スタイルです。

例えば素敵な表現があったら「ここすき……」って速攻で言いますし、分からない箇所があったら何度も繰り返して朗読します。

基本的に作品を下読みすることはなく、初見実況を心がけています。初見の方が、よりライブ感が伝わると考えています。

そのせいで感じが読めなかったり、誤読も多々ありますが、それも含めて「一読者のリアルな読書体験の様子」をお届け出来れば、と思っています。

いつ、どこで実況してるの?

基本的にツイキャス上で実況しています。今後、YouTubeに移行するかもしれません。→現在は主にYouTubeで配信しております。

・ツイキャス

https://twitcasting.tv/hagiwarasinzi

日時としては毎週土曜日の22時からを予定しています。僕のTwitterで告知しているのでよければご覧ください。
↓追記(20220725)
現在は不定期です。
Twitterのスペース機能を使って配信しています。

・ツイッター

@hagiwarasinzi

対象は?

現時点では六枚道場様と連携して、そこに投稿される作品を拝読し、実況しています。

また、そもそものきっかけがBFC作品を去年実況したことがきっかけなので、許可がとれたBFC作品も実況予定です。

他には青空文庫や、プロの作品も実況したことがあります。(芥川賞作家の遠野遥さんの『改良』を実況させて頂きました。実況についても快諾して頂いて、とても気さくな方です)

六枚道場って?

・六枚道場

六枚道場に関してはリンクから飛んで、ぜひ確認してみてください。とても楽しいイベントです。
↓追記(20220725)
こちらのイベントは終了しています。ただ、面白いイベントだったのでもしかしたら復活するかもしれません…(運営どのご一考おねしゃす)

六枚以内の作品を毎月投稿して、感想を言いあうんですが、参加者からたくさん感想が届きます。忌憚の無い意見、まっすぐな感想もありますが、だからこそ励みになります。参加者は皆さんいい人ばかりで、かつ、ブンゲイに熱い思いを持っている人たちばかりです。

さらに面白いのが、グループごとに分かれ、ツイッターの投票機能を使って「投票率を可視化」していることです。

「作品に優劣なんて無くね?」

分かります。それは大いに理解できます。

しかし、それをあえてやる価値、楽しさがあると思っています。

また、ジャンルは特に決まっておらず、ノンフィクションと二次創作以外なら何でもありです。(詳しくは要綱を確認してください)

いわゆる純文学からエンタメ、SF、ラノベ風、なろう風、ミステリーから青春ものなど、幅広いジャンルの作品が投稿され、毎月お祭り騒ぎです。楽しいですよ。投票って言ってもそんなにギスギスしていなくて、むしろわちゃわちゃカオスな感じなので、気になったら覗いてみると良いと思います。

まとめ

ブンゲイ実況は去年の秋頃に突如として発生した「ブンゲイファイトクラブ」から、大きな影響を受けて生まれました。

あえて作品に勝敗を付けて、作者がトーナメント形式で勝ち上がっていく様子は、まさにブンゲイ界の異種格闘技大会でした。僕は予選敗退しましたが、観客として毎試合ごとはらはらドキドキして観戦していました。

あのライブ感は癖になります。

ブンゲイ実況はその「ライブ感」をもっと多くの人と共有したい! という純粋な気持ちで始めました。

その気持ちに従ってよかったと思っています。この一年で、僕の世界は大きく広がりました。

皆さんも、ぜひ飛び込んでみたらいかがでしょうか。

文芸創作という行為はひたすらに孤独です。しかし、作者が孤独である必要は無いと思っています。

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