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“大人の学び”で意識するポイント(2)
約1700文字。2〜3分で読めます。
前回までの振り返り
前回の投稿で、
”大人の学び”で意識するポイントを3点あげ、
そのうちのひとつ目[◉ 始めかた]について
詳しくお話ししました。
【再掲】“大人の学び”で意識するポイント
◉ 始めかた
◉ 時間の使いかた
◉ 学ぶ単位(個人・複数)
前回の投稿へのリンク:
今回はポイントの2つ目[◉ 時間の使いかた]に
ついて掘り下げていきます。
“大人の学び”で意識するポイント(続き)
◉ 時間の使いかた
”子どもの勉強”は、
「答え」を覚えて試験で回答することが目的なので、
「知る(覚える)」ことにもっとも時間を使います。
試験前日に徹夜して「一夜漬け」で覚えた経験が、
みなさんにもあるんじゃないですか?
・”大人の学び”
”大人の学び”に「カンニング」はありません。
必要なときにネットで検索することもできるので、
「答え」を「覚える」必要はありません。
でも、答えを覚えなくていい代わりに
”大人の学び”は「成果!」につなげる必要があります。
なので”子どもの勉強”とは時間の使い方(配分)が変わります。
“大人の学び”で、とくに時間をかけるのは下記の2箇所です。
納得(腹落ち)
試す(できる)
![](https://assets.st-note.com/img/1666910551189-9dFSeLysoe.jpg?width=1200)
・納得(腹落ち)
前回[◉ 始めかた]のところで説明した通り、
”大人の学び”では学び始める前に、
やることの「意義」を「納得(腹落ち)」することが大切です。
流行に乗って、あるいは周りに流されて始めたとしても、
学ぶ意義や目的を「自分ごと」として「納得(腹落ち)」していなければ、
目標を達成するまで、忙しい時間をやりくりして
学び続けられるものではありません。
たとえ学び始めても、
途中で「なんでこんなことしてるんだ?」と考えてしまい、
「学び」が止まったり「手戻り」が発生したりします。
“Don’t think, just do!”(考えずにやれ!)
これもひとつの考え方です。
でもぼくは「手戻り」で時間を無駄にするより、
始める前に「納得」することに時間を使うほうが、
結局は近道になると考えています。
・試す(できる)
何度も繰り返しているとおり、
”大人の学び”で大切なのは「成果!」につなげることです。
残念ながら、一足飛びに「学び」を「成果!」に
つなげることはできません。
ステップを踏んでいく必要があります。
まず「わかる」
そして「できる」
学ぶ意義や目的を「自分ごと」として「納得(腹落ち)」していないと
「知る(覚える)」ことはできても「わかる」ようにはなりません。
「納得(腹落ち)」して「わかる」ようになるまで、
自問自答する必要があります。
さらに「わかった」としても、簡単に「できる」ようにはなりません。
「できる」ようになるまで何度も「試す」
「試した」ことから「学び」を得て再度「試す」
「できる」ようになり「成果!」がでるまで繰り返す
”大人の学び”では、
「試す(できる)」ことを繰り返す、
試行錯誤に時間を使うことがとても重要です。
「知る(覚える)」ことに時間を使って、
「わかる」「できる」が疎かになっていませんか?
次回に続きます。
まとめ
“大人の学び”では、下記の2箇所に時間をかけることが重要です。
納得(腹落ち):やることの「意義」を「自分ごと」として「納得」する。
試す(できる):「わかった」ことを何度も試し「学び」を得ながら「成果!」につなげる。
次回のテーマ
次回は、
“大人の学び”で意識するポイントの3つ目、
[◉ 学ぶ単位(個人・複数)]をご説明します。
今日の投稿は「マガジン」にも保存しています。
ぼくの「学び」についての考えへの感想や、
みなさんの「学び」についてのご意見など
聞かせていただけると嬉しいです。
ディアログ合同会社 小川剛司(つよし)
「学びをよろこびに、人生にリーダシップを」
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