【新商品】新作?新種?ホワイトなポン・デ・リング〔グルメ〈ドーナツ〉【飲食の印象】4〕
先週ミスドから新作ドーナツが発売されました。
その名も「白いポン・デ・リング」!
揚げ色が香ばしい通常のポン・デ・リングと違い、とにかく「白」が特徴的。
まさに、新作というか、新種?いや、亜種といった方がいいか。虎に対してのホワイトタイガーというか、スイカに対してのクリームスイカというか(←食べたことがないけど)。
「白いポン・デ・リング」もそんなもんかなぁ。
でも、「白いポン・デ・リング」の「白」ってなんなんだろ。「ポン・デ・抹茶」や「ポン・デ・ショコラ」と違って、本来のポン・デ・リングに別の素材がプラスされたって感じじゃないし。
これらは「抹茶味のポン・デ・リング」「ショコラ味のポン・デ・リング」とわかりやすいけど。
「白」要素が、ポン・デ・リングにどう作用するんだろ。ちょっとイメージわかないな。
まぁ、見た目についての勝手な感想・妄想を並べてもしょうがないので、実際に食べてみます。
言わずと知れたミスドの看板商品「ポン・デ・リング」。もちもち食感の"本家"が白くなってどうなったのか。
いざ実食。
ちなみに今回買ってきたのは「白いポン・デ・リング」と「白いポン・デ・みたらし」の二つ
他に
「白いポン・デ・白あん」(TO【税込】194円 EI【税込】198円)と
「白いポン・デ・カスターアーモンド」(TO【税込】216円 EI【税込】220円)
があるらしい。
(本当は全部買って食べて紹介できればよかったのだろうけど…。僕は大食でも甘党でもないし、スイーツ専門のnoteでもない。まぁこんなとこ)。
まずは「白いポン・デ・リング」から。
…。
うまい。
ってか甘い!
本家の「ポン・デ・リング」ってグレーズしか付いてないんだけど、「白いポン・デ・リング」はグレーズに加えて白砂糖が降りかかっている。これがシンプルだけど「甘味の二重奏」を織りなしていて本家とは違った甘さを楽しめる!
…でもこれはグレーズや砂糖の作用であって、「白いポン・デ・リング」とは直接関係ない。本家「ポン・デ・リング」を買ってきて、家の白砂糖を振りかけても多分同じ甘さになる。
じゃあ、「白いポン・デ・リング」の「白」とはなにか。ただ色が「白い」だけか?
ドラクエに登場する敵キャラ、「スライムベス」も赤着色をした「スライム」というだけで、強さ的には大差無いんだが、あれと同類か?
…いや、明らかに何かが違う。何が違う?
…食感が違う。本家にはない感じがある。
しかし「白いポン・デ・リング」も「ポン・デ・リング」だ。"同じく"もちもちであるには違いない。
どういう「もち違い」か…。
あ、わかった。
「団子」だ。
飲み込むまでずっともっちりが残る本家と違い、歯でさっくり切れるもちもちさ。このもち食感は「団子」に近い。
もちろん、断面ずっしりの団子とまったく同じではなく、中身はしっかり「ポン・デ・リング」。
なんだけど、かみごたえ、歯切れのいい感じは「もっちり」ではなく、「餅」。上にかかるシュガーが、砂糖餅を食べたときのあの感じを彷彿とさせる。
…あぁ、だから「白いポン・デ・みたらし」「白いポン・デ・白あん」があるのか。「団子」や「餅」に近いからか?
では、続いて「白いポン・デ・みたらし」を試食。
…うん、
「ポン・デ・リング」と「みたらし団子」のフュージョン!
「ポン・デ・リング」のもちもち感はしっかりあるんだけど、一方で「みたらし団子」のさっくり感も内在!
なるほどね。これは「スライムベス」じゃあない。まったく別のものだ。本家の「ポン・デ・リング」とは別物だが、上位互換ということでもない。それとは違った美味さだ(そもそも「スライム」に例えること自体間違いかもしれない)。
これは美味しい!
ごちそうさまでした。