
【3/13開催】第2回公開シンポジウム「災害時における自治会のICT活用:デジタルが支える地域防災と共助の未来」
2025年3月13日(木)、デジタル共創コミュニティ(Digital Community Dynamics)主催の公開シンポジウムを開催します。自治会関係者、政策担当者、ICT事業者、専門家が集い、ICTツールが地域防災や災害時の助け合いをどのように支え、進化させるのか、その可能性と課題について議論します。
現地(東京都市大,定員50名)・オンライン併用での開催となりますので、どなたでもお気軽にご参加ください。

📋開催概要
主 催 :デジタル共創コミュニティ(Digital Community Dynamics)
日 時 :2025年3月13日(木)14:00~17:00
場 所 :東京都市大学世田谷キャンパス7号館4階都市フォーラム(オンライン配信を併用)※会場定員50名
申込〆切:2025年3月13日(木)12:00
開催趣旨:
近年の災害を通じて、地域社会における共助の重要性が再認識されている。とくに、自治会は地域防災の中核として、住民同士のつながりを通じた安否確認や救出・救護活動、避難所運営などにおいて大きな役割を担っている。
2024年の能登半島地震では、ICTツールを活用した自治会が、迅速な安否確認や避難所情報の共有、危険箇所の特定、被災者支援に関する情報提供などを自主的に実施し、自治会が運用するICTツールが地域防災において高い効果を発揮することが示された。特筆すべき点は、これらのツールが日常的に活用され、地域社会のインフラとして定着していたことが、災害時にその真価を発揮したことである。
本シンポジウムでは、自治会関係者、政策担当者、ICT事業者、専門家など、多様な立場のパネリストが集い、ICTツールが地域防災や災害時の助け合いをどのように支え、進化させるのか、その可能性と課題について議論する。また、地域社会における新たな共助のインフラとして、ICTが持つ可能性を探求する。
✅参加申し込み方法
下記の申し込みフォームより必要事項をご記入ください。
日程が近づきましたらメールにて会場案内,オンライン配信視聴用URLをご送付いたします。
申込〆切:2025年3月13日(木)12:00
🕑当日のスケジュール(随時更新)
14:00【開会挨拶・趣旨説明】
小野 悠(豊橋技術科学大学大学院工学研究科建築・都市システム学系准教授)
調査報告:
児玉 欣輝(豊橋技術科学大学大学院工学研究科建築・都市システム学系研究員)
14:15【事例報告】
事例:災害時(2024能登地震)でのアプリ活用とその後の展開
平田 哲也(米泉校下ICT推進委員会(金沢市) 委員長)
※自治会アプリ「結ネット」を利用している自治会
薮野 繁(株式会社シーピーユー ICT事業部部長)
事例:「使える」アプリ開発におけるパートナーの役割
東村 直子(小田急電鉄株式会社 デジタル事業創造部課長)
東海林 勇人(デジタル事業創造部いちのいちプロジェクト統括リーダー)
※自治会アプリ「いちのいち」を利用している自治会の方との登壇を調整中です。
事例:手軽さと柔軟性で自治会主導のデジタル化が加速
橋口 翔(LINEヤフー株式会社 会長室ソーシャルアクション推進室リーダー)
齋藤 光希(LINEヤフー株式会社 会長室ソーシャルアクション推進室)
岡本 直樹(LINEヤフー株式会社 会長室ソーシャルアクション推進室)
※「LINE」のサービスを自治会活動に利用している自治会の方との登壇を調整中です。
―――休憩(10分)(15:30〜15:40)———
15:40【パネルディスカッション】
パネリスト:
酒井 哲也(総務省自治行政局市町村課)
事例報告者
ファシリテータ:
近藤 早映(三重大学大学院工学研究科建築学専攻・東京大学先端科学技術研究センター 准教授)
16:50【閉会挨拶】
林 和眞(東京都市大学大学院環境情報学研究科都市生活学専攻准教授)
司会:稲垣 迪和(豊橋技術科学大学大学院工学研究科建築・都市システム学専攻)
※ご登壇が確定している方のみ記載しています。新たにご登壇者が決定した場合、随時更新いたします。